行橋市議会 > 2004-06-22 >
06月22日-03号

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  1. 行橋市議会 2004-06-22
    06月22日-03号


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    最終取得日: 2021-06-13
    平成16年 6月 定例会(第3回)         平成16年6月第3回行橋市議会           定例会会議録(第3日)1 日 時 平成16年6月22日(火)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員      議会事務局 局  長 浜 島 孝 則            次  長 松 本 英 樹            庶務係長 坪 根 義 光            議事係長 米 谷 友 宏            書  記 丸 山  剛 (イ)地方自治法第121条により出席した市職員        別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果        別紙のとおり1 議事の経過        別紙速記録のとおり                               平成16年6月第3回行橋市議会定例会議員出席表                     平成16年 6月22日(火)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏   名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏   名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1  │藤 本 廣 美│ ○  │ │ 13  │大 川 義 彦│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2  │鳥井田 幸 生│ ○  │ │ 14  │梶 原 豊 樹│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3  │田 中 建 一│ ○  │ │ 15  │瓦 川 正 純│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4  │瀧   友 行│ ○  │ │ 16  │田 渕   哲│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5  │横 溝 千賀子│ ○  │ │ 17  │宇 戸 健 次│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6  │藤 塚 清 子│ ○  │ │ 18  │岡 田 武 得│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7  │進   弘旨郎│ ○  │ │ 19  │豊 瀬   尉│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8  │丸 塚 芳 彦│ ○  │ │ 20  │二 保 茂 則│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9  │林   利 門│ ○  │ │ 21  │亀 田 國 夫│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10  │城 戸 好 光│ ○  │ │ 22  │池 田 弘 干│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 11  │西 本   徹│ ○  │ │ 23  │德 永 克 子│ ○  │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 12  │吉 永    直│ ○  │ │ 24  │川 庄 廣 隆│ ○  │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───┘            平成16年6月第3回行橋市議会定例会 地方自治法第121条により出席した者                              平成16年 6月22日(火)┌────────┬───────┬───┬─────────┬───────┬───┐│  職  名  │ 氏   名 │出欠 │   職  名   │ 氏   名 │出欠 │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│市長      │八 並 康 一│ ○  │生活環境課長   │藤 木 巧 一│ ○  │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│助役      │上 田 秀 治│ ○  │事業所長     │森 下 早 生│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│収入役     │今 宮 美知夫│ ○  │健康づくり推進課長│出 口 茂 美│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│教育長     │徳 永 文 晤│ ○  │介護保険課長   │永 岡 正 治│ ○  │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│総務部長    │川 野 英 生│ ○  │福祉課     │梶 山 啓 治│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│市民部長    │沼 口 宣 寛│ ○  │保護課長     │和 田   博│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│福祉部長    │岡   義 憲│ ○  │土木課長     │井 上 義 孝│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│建設部長    │沢 田 保 夫│ ○  │建築管理課長   │大 星 嘉 文│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│経済部長    │藪 内 朝 光│ ○  │都市計画課長   │村 上 泰 治│ ○  │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│駅周辺整備部長 │末 松   守│ ○  │下水道課長    │原 口 直 光│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│消防長     │奥 屋 松 良│ ○  │農政課長     │山 田 友 夫│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│教育部長    │光 畑 浩 治│ ○  │商工水産課長   │山 崎 好 範│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│水道局長    │田 中 武 生│ ○  │企業立地課長   │下 山 孝 文│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│総務部参事   │佐 村 輝 男│ ○  │区画整理事務所長 │杉 野 敏 美│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│消防次長    │松 尾 民 生│ ○  │収入役室長    │坪 根 孝 司│ ○  │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│総務課長    │尾 畑 和 敏│ ○  │選管事務局長   │定 村 国 男│ ○  │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│秘書企画課長  │村 岡 賢 保│ ○  │農委事務局長   │青 木 戦 男│ ○  │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│財政課長    │柿 野 正 高│ ○  │監査事務局長   │北 山 明 博│ ○  │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│情報技術推進室長│酒 井 和 宣│   │学務課長     │光 畑 真哲士│ ○  │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│人権政策課   │野 本 俊 一│   │指導課長     │藤 田 信 治│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│市民課長    │山 路 善 満│   │生涯学習課長   │武 末 謙 治│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│税務課長    │藤 原 正 憲│   │文化課長     │奥   広 俊│   │├────────┼───────┼───┼─────────┼───────┼───┤│納税対策室長  │森 下 定 信│   │水道局次長    │池 上 正 二│ ○  │└────────┴───────┴───┴─────────┴───────┴───┘            平成16年6月第3回行橋市議会定例会              議  事  日  程 [第3日]                              (平成16年 6月22日)日程第1 特別委員会の設置について 1.基地対策特別委員会 2.合併問題調査特別委員会日程第2 一般事務に関する質問日程第3 議案に対する質疑、議案の委員会付託 1.報告第 7号 平成16年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算          の専決処分の報告について 2.報告第 8号 平成15年度行橋市一般会計継続費繰越計算書の報          告について 3.報告第 9号 平成15年度行橋市一般会計繰越明許費繰越計算書          の報告について 4.報告第10号 平成15年度行橋市公共下水道事業特別会計繰越明          許費繰越計算書の報告について 5.報告第11号 平成15年度行橋市農業集落排水事業特別会計繰越          明許費繰越計算書の報告について 6.議案第32号 行橋市行政改革推進委員会設置条例の制定について 7.議案第33号 行橋市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制          定について 8.議案第34号 行橋市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関          する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 請願の上程、請願の委員会付託 1.16請願第2号 ごみ袋(ゴミひも)代などの見直しを求める請願書 2.16請願第3号 交通公園(施設)の建設について               平成16年6月22日(3)                 開議 10時02分 ○議長(城戸好光君)  おはようございます。定足数に達していますから、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、先刻、議会運営委員会で協議願っていますので、委員長から報告を願います。議会運営委員会委員長。 ◆24番(川庄廣隆君)  おはようございます。議会運営委員会を開き、本日の議事日程について、協議を行いましたので、その結果をご報告申し上げます。 本日の議事日程は、日程第1として、特別委員会の設置について議題とし、はじめに基地対策特別委員会、次に、合併問題調査特別委員会の順序で、設置並びに委員の選任について、審議を願うことといたします。 次に、日程第2として、昨日に引き続きまして、一般事務に関する質問を行います。 次に、日程第3として、議案に対する質疑、議案の委員会付託を行います。なお、議案の委員会付託につきましては、別紙お手元に配付いたしております付託事案一覧表のとおり、所管委員会に審査付託することといたします。 最後に、日程第4として、請願2件が提出されておりますので、これを上程し、議題といたします。この請願につきましては、別紙お手元に配付いたしております、付託事案一覧表のとおり、所管委員会に審査付託することといたします。 以上のとおり協議が整いましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 △日程第1 特別委員会の設置について ○議長(城戸好光君)  報告は終わりました。報告のとおりご了承願います。 日程第1 特別委員会の設置を議題といたします。 お諮りいたします。基地問題についての調査のための6名の委員をもって構成する基地対策特別委員会を設置したいと思います。なお、設置期間は、調査事項終了までといたします。これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、基地対策特別委員会の設置については、只今申し上げましたとおり、決定いたしました。 特別委員会委員の選任については、委員会条例第5条の規定により、議長が会議に諮り、指名することになっております。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって議長において指名することに決定いたしました。只今より、委員となるべき者の氏名を、局長に朗読させます。 ◎議会事務局長(浜島孝則君)  朗読いたします。德永克子議員、二保茂則議員田渕哲議員、瓦川正純議員、西本徹議員田中建一議員、以上でございます。 ○議長(城戸好光君)  朗読は終わりました。只今指名いたしました議員を選任することに、ご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、6名の方が基地対策特別委員会委員に選任されました。 お諮りいたします。市町村合併問題について、調査のため、8名の委員をもって構成する合併問題調査特別委員会を設置したいと思います。なお、設置期間は、調査事項終了までといたします。これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、合併問題調査特別委員会の設置については、只今申し上げましたとおり、決定いたしました。 特別委員会委員の選任については、委員会条例第5条の規定により、議長が会議に諮り、指名することになっております。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。 只今より委員となるべき者の氏名を、局長に朗読させます。 ◎議会事務局長(浜島孝則君)  朗読いたします。德永克子議員、池田弘干議員、亀田國夫議員豊瀬尉議員梶原豊樹議員、城戸好光議員、横溝千賀子議員瀧友行議員、以上でございます。 △日程第2 一般事務に関する質問 ○議長(城戸好光君)  朗読は終わりました。只今指名いたしました議員を選任することに、ご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)ご異議ないものと認めます。よって、8名の方が合併問題調査特別委員会委員に選任されました。 日程第2 昨日に引き続き、一般事務に関する質問を行います。 それでは、林利門議員。 ◆9番(林利門君)  おはようございます。日本共産党の林利門です。日本共産党市議団で分担をした一般質問をしてきましたが、私が最後になりました。質問には、分かりやすい言葉で、ゆっくりと答弁して頂きますように、まず最初に、お願い申し上げます。 それでは、質問通告に従いまして、椿市産業廃棄物処分場について、お尋ねいたします。この処分場については、私、議会の度に質問をしてまいりました。そこで、今回は、今までの経過を振り返りながら、質問へと入っていきたいと思います。 まず、この処理施設の設置許可が下りましたのが、平成6年6月9日、有限会社松本重機建設へ、そしてその年の11月1日に社名変更がありまして、有限会社豊前クリーンサービス 代表取締役 小野洋一氏へと代わりました。明けて、平成7年2月10日に産業廃棄物処分業の許可が下り、いよいよ操業開始へ。この許可期限は、平成12年2月9日までということでした。この間、何もなかったわけではありません。平成11年6月9日に処分場から黒い水が流れ出しているという地区住民の通報を受けて、調査をした結果、BODが650と異常に高いということで、新聞報道で知らされて、大騒ぎになったこともありました。こうして、いろんな問題を起こしながら、許可期限の平成12年2月9日が近づいてきたわけですが、この直前になって、この業者は、処分業の更新許可申請をし、これが5年間延長となりました。 しかし、地元との約束で、その年の4月30日をもって、操業中止し、搬入を停止しますという誓約書を交わしました。ところが、平成13年9月11日をもって、そこでまた代表者が変更され、現在の社長である稲田房雄氏へと。その後、地元に何の相談もなく、一方的に操業が開始され、搬入が始まりました。 操業開始したことで、地元区長会をはじめ、我々共産党市議団も、搬入の中止を再三にわたり県や業者に対し、申し入れをいたしました。その結果、平成14年4月に県が容量チェックをしたところ、ほぼ許可容量に達しているということで、漸く県は業者に対して、搬入の中止と正確な容量の測量をするように指導したということです。 そして、今年の4月24日に新聞報道にありましたように、この処分場において、許可容量以上の廃棄物が埋められているということで、県は廃棄物処理法違反で、豊前クリーンサービスに対して、許容量を超えた廃棄物を撤去するように改善命令を出したという発表がありました。期限は今年の11月までに撤去するように指導されています。 そこでお尋ねします。許可容量を既に超えているという県の発表にもかかわらず、なぜ11月まで待つのか。直ちに撤去させるべきではないか。今回、この問題に対し、市当局として、何らかの対応をしたのか、お答え下さい。 以上で壇上での質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。 ○議長(城戸好光君)  執行部に答弁を求めます。八並市長。 ◎市長(八並康一君)  おはようございます。林議員のご質問に、お答え申し上げます。椿市産業廃棄物処理場につきましては、議員も申されておりましたとおり、議会の度に、ご質問頂きまして、それに対する対応策について、回答を申し上げてきたところでございます。 今回の件でございますが、今議員も申されましたとおり、福岡県は、去る4月23日に有限会社豊前クリーンサービス、いわゆる椿市産廃処分場に対しまして、約1万6000立方メートルの過積み容量を撤去するよう、改善命令を出したところでございます。この改善の履行期限は、ご指摘のとおり、本年11月1日となっております。市といたしましては、今まで、この椿市産廃場に対する、いろんな問題を協議する協議会に入って、意見交換、或いはいろんな申し入れをしてきたところでございますが、今回の件につきましては、業者は県の改善命令どおり実行するか、県や地元と連携しながら、しっかり見守ってまいりたいと考えております。 また、市が独自に行っている事業につきましては、産廃処分場からの流出水を採取いたしまして、水質検査を毎月行ってきております。結果につきましては、現在のところ、環境基準を満たしていることを、ご報告申し上げます。以上でございます。 ○議長(城戸好光君)  林議員。 ◆9番(林利門君)  再質問させて頂きます。市長の答弁は、私の質問に答えた答弁になっておりません。というのは、県の動向を見守ってまいりますというご答弁を、確か今されたと思いますが、私は、市当局として、この問題にどう対処したかという質問をしたと思います。それをされていないという、できないという理由があれば、それをお答え下さい。 ○議長(城戸好光君)  執行部、答弁。市民部長。 ◎市民部長(沼口宣寛君)  林議員の質問にお答えいたします。県の発表後、何もしなかったかということと、それから、なぜ11月1日まで待つかということでございますが、あくまでも県の許可の範囲内であります。市のほうで11月1日以前にしろというような申し入れをすることは、市としてはできません。 そして、考え方といたしまして、地元協議会のなかで、いろいろ協議したなかで、皆さんと、県に対しての要望ということは申し述べておりますが、許可についての持ち出しについての申し入れは、市としては申し入れることはできません。以上です。 ○議長(城戸好光君)  林議員。 ◆9番(林利門君)  それでは答弁になっていないと思うんですが、いいですか。業者が埋め立てた処分量は、もうはっきり、先程市長が申されたように、1万6000立方メートル超えているわけですよね。11月まで県そのものもそうですけど、待つということ自体がおかしんじゃないですか。容量を超えているんであれば、当然、すぐ撤去させるべきじゃないですか。それを市として言えないというところが、私はおかしいと思うんです。なぜ言えないのか。 県は県でいいんじゃないですか。県に対して言えばいいし、業者に対して言えばいいじゃないですか。今までずっとそうだったでしょ。何も言ってきていない。業者は、これを埋め戻したら、20%容量が確保できる。こういうことを言ってるんです。ということは11月まで待って、その容量が減れば、また入れるちゅうことなんです。そこを私は言ってるんですよ。市として、自分ところの土地なんですよ。行橋市にある産廃場なんです。ですから、きちっと、ここはこことしての自治体としての態度を明確にして、業者に申し入れるとか、県に対して厳しく申し入れる、これは大事じゃないですか。こんなことをやっていたら、いつまでも堂々巡りで、変わりゃせんですよ、状況は。 1つ嬉しいのは、15年度から、新たに環境対策費として、山崎川専用の、今市長が言われたように、水質調査に20何万円付けて頂いた。これは本当に嬉しいことです。でもこれはこれでいいんですよ、要は、この容量を超えたものを早く出させる。そうじゃなくても、容量を超えただけじゃなくて、あそこにある品物を、将来的には撤去させるということも必要なんですけど、当面、超過容量を超えた1万6000立方メートル、これだけは11月まで待てば、圧縮して量を減らす。減った分はまた入れると。これをずっと指をくわえて見ていること自体がおかしいじゃないですか。くどいようですが、なぜ県、業者に対して言えないんですか、自治体として。理由をもう1回おっしゃって下さい。 ○議長(城戸好光君)  八並市長。
    ◎市長(八並康一君)  林議員のご質問に、お答え申し上げます。毎回そういうご指摘を頂いておりますけれども、市が指をくわえて見ているわけじゃありません。協議会もきちっとつくって、そのなかに入ってますし、県とも話し合い等ももっていますし、そのなかでも、今までずっと厳しい申し入れもしてきているわけです。調査をもっともっと正確にしてほしい、或いは、産廃場に対して、きちんと対応してほしいという申し入れは、常にやってきております。ただ、許可権限は行橋市にありませんから、許可の権限については、県がもっております。そのことに対して、もっと早くしてほしいという、そういう申し入れは、今後もしていきたいと思いますけど、その権限がない、市として、どれだけ頑張れるかという、そこはひとつご理解を頂きたいと思っています。生活環境課も我々も県とこういう協議会をつくって、常にそういう申し入れもしています。 今日、このなかの議員さんのなかにも、地元の協議会に入って、地元の方々の意見をしっかりとらえて、県に対して、いろんな申し入れもしてきておられますし、地元の方々も、懸命に動いておられます。それはやはり市民として、私たちが、その地域の事を守るために、これからも懸命に努力していきたいと思っていますし、是非、そこらについては、ご理解頂きたいと思います。 ○議長(城戸好光君)  林議員。 ◆9番(林利門君)  もういくら言っても、これはもう堂々巡りだろうと思うんですが、とにかく今後、こういう問題が、まだまだ出てくると思います。そこで市として、やはり毅然とした態度、これはしっかりもって頂きたい。今後、問題が起こる度に、私がここで一般質問でしなくていいように、きちっとした対応を、今後もやって頂きたいと思います。以上です。 ○議長(城戸好光君)  次の質問者、田中建一議員。 ◆3番(田中建一君)  市民クラブの田中建一です。会派を代表して、発言通告に従って、質問をいたしたいと思います。 まず、第1番に、私の質問は、ごみ行政について、お尋ねをしたいと思います。今年の3月議会、今年の6月今議会と、2回にわたって、ごみ行政を見直しを求める請願が提出されております。市民のごみ行政に対する関心は、大きく高まってきておるんではないかと思っています。私は、市の第4次総合計画基本構想にも、重点施策として打ち出されております環境美化、ごみの減量、リサイクルの推進など、本市10年、20年将来構想として、避けては通れない、ごみ行政に、市民が重大な関心をもたれていることは、重要かつ行政評価を頂いていると思っております。 本市、行政・議会においても、平成13年から、この問題について審議を始め、平成13年11月には、行橋市ごみ減量化及び有料化指定袋導入問題研究会よりの提言書がまとめられております。その提言を少し読みますと、市民、事業者、行政の3者が一体となって、各自の機能・役割を果たしつつ、共同して取り組んでいくことが重要である。県下24市のうち、22市がごみの有料化を導入しており、市民や事業者のごみ問題や、処理コストに対する関心を喚起し、減量化や再資源化に大きな効果を上げている。 さらに、有料指定袋制度の導入は、ごみ処理経費の負担を求めるということだけではなく、ごみ問題に対する意識を向上させるとともに、排出者のごみ減量行動、資源化のための分別、経済的な動議付けとなる最も有効な方法の1つであり、現在導入すべき適切な時期にきているとも判断をする、との総論により、現在のごみ袋の有料化制料金が提言されてきた経過でございます。 本市の議会において、市の将来計画を展望し、慎重審議の後、平成14年4月より半年間の試行期間を置いた後、10月より今日に至る、有料指定袋制度が実施をされておるのは、承知のとおりであります。そこで、市長に質問をいたしたいと思います。まず、1つに、市民に高いごみ袋を押し付けて一儲けするなど、姑息なやり方だ、との市民の声があります。率直に、この声に対する市長の見解をお聞きしたいと思います。 2つ目に、将来に向けて、ごみ行政は、当初計画された計画どおりに実施をされていく見通しがあるのか、どうなのかをお聞きをいたしたいと思います。 3つ目に、平成14年度の不法投棄発見件数は、資料によりますと180件との報告がありますが、その現状、パトロール、監視カメラでの対応、現在、改善が本当に見られておるのか、悪質投棄者に対する法的措置が、過去に行われたことがあるのか、また、その議論がされてきたのかを、お聞きをいたしたいと思います。 4つ目に、昨日も議論されました地方自治法227条、手数料を徴収することができるという項目がありますけども、明記をされていますが、地方自治におけるごみ行政で、市民からの一部負担、有料化について、分かりやすい根拠の説明を、是非お願いをいたしたいと思います。 ごみ行政は、特に、最初に申し上げたとおり、市民の重大な関心事でございますので、是非、今議会のなかで、市民に理解が得られるよう、執行部からの答弁をお願いいたしたいと思います。 大きな2番の質問は、今議会に、市行政改革推進委員会設置条例が提案をされています。第4次行政改革大綱の策定をするにあたり、市の基本的な考え方を、お聞きをいたしたいと思います。条例文の案のなかには、簡素で効率的かつ効果的な市政とはどんな意味なのか。市民にもう少し分かりやすい説明を、ご答弁をお願いいたしたいと思います。 以上、壇上からの質問を終わりたいと思います。執行部のご答弁を、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(城戸好光君)  執行部に答弁を求めます。八並市長。 ◎市長(八並康一君)  田中議員のご質問に、お答え申し上げます。環境問題全般にわたるご指摘、なかでも現在、いろんな課題になっております生活環境のなかで、ごみ行政についてのご指摘・ご質問がございました。そのなかで、市民に高いごみ袋代を押し付けて、一儲けするなど姑息なやり方だという声も上がっているというなかで、市として、このことについて、どういうふうに考えているかということでございます。 ごみ処理手数料は、ごみを多く出す方々には多く負担をして頂くという、受益者負担の観点から、今日、ごみ処理経費の30%程度の負担をお願いしているところでございます。ごみ処理手数料は、間接的には、ごみ処理経費に充当されまして、残りの70%程度を税金で賄っているところでございます。先程もご指摘にありますように、市が設けるような性質のものでは、決してありません。頂いたものについては、また、きちんと環境対策に使うように対応していきたいと思っています。 次に、将来に向けて、市のごみ行政、当初計画どおりに実施されているのか、また見通しがあるのかという質問でございます。平成13年3月に制定いたしました、行橋市ごみ処理基本計画に基づきまして、ごみの減量化、或いは資源化の推進とリサイクルを進めておりまして、環境と共生した躍動としゆくはしをスローガンに、今日まで努力をしてきているところであります。今のところ計画は、順調に進んでいると判断をいたしております。 次に、3点目のご質問で、不法投棄の現状、或いは監視、改善等が見られるかというご質問でございます。不法投棄につきましては、有料指定袋制実施につきまして、市民の皆さんのごみ問題に対する意識が向上してまいりまして、随分減少してまいりました。 特に、カメラを設置した場所には、不法投棄が激減をいたしております。その地区は、相当減少いたしている現状が出てきております。 また、不法投棄は、法的には犯罪でございますので、警察との連携をとりながら、強力に対策を進めてきております。法的措置につきましては、これは警察からの話でもございますが、被害者である所有者等が、司法機関に告訴をすべきという性格でございまして、市・県の指導、或いは警察の警告等によって解決をしてまいりたいと考えています。現在、市が把握しておりますなかで、告訴がされているのは1件でございます。 次に、ごみ処理問題について、法的な問題、或いはその他、諸々含めて、分かりやすい根拠説明等々を、もっともっと市民にすべきというご指摘でございます。今日までもいろんな面で、努力はしてまいりましたけども、まだまだ市民の皆さんに十分周知を徹底していないという現状がございます。そこで、今回、施行いたしています中間処理施設の問題、或いは今議論になっています有料指定袋制の問題、さらには、ごみ処理経費等のごみ行政につきまして、市報とか、パンフレット等を作成をしてまいりたいと考えております。もっともっと分かりやすい説明ができるものを作りまして、市民の皆さんにご理解を頂くように、周知徹底をしてまいりたいと考えております。 次に、行政改革に関連をして、ご質問がございました。今日、第3次にわたりまして行政改革を進めてまいりましたが、これから、もっともっと行革をして、効率的な市政を運営をしていかなければなりません。また、限られた人材とか、財源のなかでは、職員1人ひとりが常にコストを意識する必要がございまして、限られた財源のなかで、いかに充実したサービスを提供できるかが、今の地方自治体に問われております。 昨日もある議員からご指摘がございましたけども、都市も、今までも一般的な自治行政じゃなくて、都市経営ということで、きちんと経営的な観点から、行政を見直しをし、運営をしていくべきという、これは全国のなかでも、そういうことが大いに語られております。また、そういうふうな運営を今、次々にされているところでございます。行橋市としても、その立場をしっかり学び、これから都市経営という立場で、努力をしていきたいと思います。 今回の第4次行政改革の策定にあたりましては、公共事業をはじめとする各種事業のコスト縮減、市有財産の有効活用、組織機構の簡素化、合理化、事務事業の見直しによる経費の削減などに努めまして、より一層の事務事業の効率的な執行を図ってまいりたいと考えております。 また、行政運営の効率化を図るために、サービスの質の維持向上を図りながら、事業の民間委託などを推進するとともに、効率的な行政運営を行うため、事務事業評価システムの導入を図ってまいりたいと考えています。 さらに、IT、情報通信技術でございますが、この積極的な活用を図りまして、電子市役所の構築を進めまして、事務の効率化とともに、市民の利便性の向上を図ってまいる所存でございます。以上でございます。 ○議長(城戸好光君)  田中議員。 ◆3番(田中建一君)  では、再質問をいたしたいと思います。冒頭に申し上げました、どうも市民の皆さんのほうで、よく理解が得られていないんじゃないか。今議会で是非、ごみ行政が、行橋市が長年有料化袋について審議をしたうえで、実施をしておるわけですけども、今回1万4000人を超える、前回3000いくらだと思いますけれども、請願が上がっている。何倍もの方が請願にご署名されている。 私も署名を見たんですけども、お1人ひとりが署名をされておる、市長も見られたと思いますけれども、かなりごみ袋が高い。資源ごみは無料化にすべきだと。今回の請願もそのような中身でありますけども、そのような意見がある。この市民の声については、全く昨日の質問にもあったとおり、これは無視ができないことであろうと思っております。 しかし、市民の理解として、執行部の皆さんが、市民に特に、いろんな情報を使って、実はこういうふうになっておりますよと。市報なんかも数多く、そのような記事が掲載されておりましたけども、それでも、210円だった廃棄物処理料金が、今回指定袋によって何十円であるとか、可燃ごみの袋代の大が60円である、これが高い。 私も4月の選挙のなかで、このような意見を沢山聞かせて頂いたわけですけども、どうもそこのところが、うまく市民の皆さんに伝わってないんじゃないか。市長答弁のなかでは、もっと分かりやすい説明。このような意見が、実はありました。 小学校の3・4年生の生徒が、学校の学習活動のなかで、行橋市、自分のまちのやっていることについて、いろんな研究をしていく。現地に行ってみたり、いろんなことで行橋市はこういうことをやっていますよというような学習をされておるようでありますけども、例えば、ごみの焼却施設に行かれたり、収集車の収集しているところを見たり、いろんな市報とかインターネットとか、イントラネットとか、いろいろあるわけですけども、そのようなことの情報を、いろいろ自分で行って、学習活動をしようと思っても、行橋市はこういうふうにやっていますよというのが、なかなか研究、学習しづらい。 もう小学生の子どもたちですから、率直に、私の行橋市は、このように、有料化の袋制にして、市民の皆さんも一生懸命頑張ったうえで、行橋市に、ごみがこれだけも、例えば減ってきましたよとか、こういうふうに、ごみのリサイクルが進んでおりますよとかいうふうに、学習したことをレポートにまとめて、先生方に学校に提出しようと思っても、なかなか、そのような具体的な、小学生でもわかる説明が、あまり資料として頂けない。そのようなお話が、ちょっとこの前ありました。 私は市民の皆さんですから、小学生の子どもであろうと、成人であろうと、高齢者であろうと、一切自分たちが負担をしているお金でありますから、これに対して、やはりもう少し分かりやすい中身をするべき必要があるんではないかと思っております。 私の手元にあるのは、さっきの市議選のときに、これは市民の多くの皆さんが見られたチラシがありますけども、チラシのなかには、こういうことが書いているんですね。 私がさっき言ったとおり、ごみ袋代は、次の焼却場のために必要という声があります。ごみ袋の収入が2億2000万円のうち、積立ては2600万円です。袋の製造・運搬・落札価格が3600万円を差し引いても、1億6000万円が残ります。この1億6000万円は、どこに消えたんかということが言いたいと思うんですけども、市民に高いごみ袋代を押し付けて、一儲けする姑息なやり方ではないかと。冒頭私が質問したような中身のチラシが、殆ど全戸に配られているんではないか。 こういう市民の意見が、多くの市民の皆さんに入っているわけですから、この数字とか理由については、私は事実の数字もあるわけですけども、ごみ行政は、このような中身ではありませんよという中身を、きちっと行橋市として説明する必要があるんじゃないかと。一儲けしとるんじゃないかというふうに市民が意見をもっとるわけですから、これは、私は市長としても、行橋市としても、これは重大な意見として、私は受け取る必要があるんじゃないかと。 地方自治は、そういうものではないというふうに、今市長がおっしゃいましたけども、多くの市民の皆さんが、ごみ袋が高いと。高いだけじゃなくて、それに対するきちっとした説明がされていないので、私は市民の皆さんが、まだ市が説明する十分な理解を得られていないんではないかと思います。そこは、もう1回ご答弁を頂きたいなと思います。 もう1つ、ごみ行政の長期計画。先程言われました処理基本計画。今回は2600万円でしたか、半年間でありましたので、大体1年間で5000万円積立てをしていくという計画が、たぶんされておっただろうと記憶しておりますけれども、ごみが減量化をされても、来年4月1日から、北九州市のほうに、ごみの焼却をお願いしなければならない。例えば5年先、10年先、北九州市の土地の中を通って、行橋市のごみがまいるわけですから、北九州市の市民感情としては、何で広域的にやるんじゃなくで、我がまちを中心としたような焼却にするべきじゃないか。もしくは、市外から持ち込まれる、ごみの処分については、料金の格差を付けてもいいんじゃないかという意見があっても、これは不思議じゃない。例えば、行橋市のやすらぎ苑で、ご遺体を、あそこで火葬にしますけども、市外からお願いがあった分については、拒否をする必要はないので、私は、これは料金的に、かなり格差をつけて、あそこでご遺体を荼毘にふせる。だから北九州市が将来、5年10年先に、例えばそのようなことになったとき、行橋市はどういう対応をしていくのか。 この長期的な処理基本計画については、5年10年で、例えば積立基金が、計画どおりに基金として積立てができません。そのような事態が発生をしないのか。そこに憂慮しておりますので、ここについても、再度ご答弁を頂きたいなと思っております。 この前、私も1箇所研修に行ってまいりました。飯塚市は県内でも高いごみ袋料金、大の料金で70円だと思いますけども、そちらのほうにちょっと視察に行ってまいりました。あそこのごみ焼却リサイクルセンター、全体予算がかなり、6年経過をしている施設でありましたけども330億円、当時のお金にして330億円。これを建設するのには、かなり、そこの市の財源を持ち出さないと、当然基金もあったと思いますけども、かなり負担を強いられましたという話がありました。それでも、例えば最終焼却灰の処理、そのようなものについては、自分のところで処理をする。このようなことが飯塚市でやられております。焼却施設、あそこは優良施設だと思うんですけども、溶鉱炉みたいな施設でありましたけども、その施設だけでも170億円というふうに、ちょっと概算でお聞きをしましたが、行橋市が将来5年10年先に計画どおりに、例えば、広域1市3カ町村で、ごみ焼却施設を設置をする、単独で設置をすると言われた場合については、それの運転期間があると思いますので、やはり200億円を超える、近くの予算を投下をしないと、そういう最終処理施設はできないんですよと。本来であれば、現在の施設が建設をされた時点から、この議論がきちっと結ばれて、そのための基金、そのための言わば後進のための施設建設費が、本来今年度予算に計上されておかなければならないものを、殆どないわけですから、じゃ、それを計画どおりに実施ができるのかというのは、私は市民のなかにも不安はあるんではないかと思っています。 ごみ、自分が排出したごみを自分で処理をしていくということを、きちっと市民意識のなかに、ごみは資源でありますし、ごみは決して処理費は無料ではないと、かかっていますよと。これをどのように理解を求めていくかというのは、私は、今議会のなかで、きちっと、やはり市長若しくは執行部の皆さんからご答弁を頂きたいなと思っております。 もし、今議会のなかで、それが十分理解が得られないまま話がいくと、私が思うには、また、例えば請願なり、他の方法なりという形で、市民の皆さんが、沢山署名をしたものが、おかしいじゃないかというふうに意見が出てくるんじゃないかと。だから、放置をしておったとは言いませんけども、3月議会、6月議会のこの間のなかで、それ以前を含めて、行橋市のそのような市民に対するごみ行政、有料化ごみ袋制についての、そのような啓発が十分なものに説明がなっていなかったと私は感じ取っておりますから、是非、その点につきまして、再度ご答弁頂きたいと思っています。 ○議長(城戸好光君)  執行部、答弁。八並市長。 ◎市長(八並康一君)  まず、最初にお話がございました。具体的な啓発関係を含めて、もっともっと広報すべきというお話を頂いております。当初、これがスタートいたしましたときには、それぞれの関係機関等と連携しながら、市の職員も全地域に配置をいたしまして、皆さんと、このごみ処理について、いろんな話し合いをしながら、これから先の分別収集、或いは減量化の問題について、対応をしてきました。 今日、私が把握しているなかでも、過去と違って、本当に、ごみステーションが随分綺麗になってきたというふうに、私も現場を見ておりますし、また市民の皆さんからも、そういう声を聞いております。本当にむやみやたらに放置をされていたものが、きちんとした形で処理をされてきている。これはもう市民の皆さんの大変な努力を頂いております。これからも大事にしていきたいと思いますし、もっともっときちんとした形で、ごみ処理をして頂くような、そういうお願いもしていきたいと思っています。 2点目にございました、長期計画のなかでの積立てでございますが、やはり最初にこのごみ袋の有料化を打ち出しましたときに、将来に向かって、積立てをしていくというお約束を申し上げておりますので、これについては、一応頂いた中から、それなりの金額を積立てていきたいと思っています。今議員がご指摘頂いています焼却施設、今行橋市外3町で建設をしております。今焼却をしています施設を、現在造りますと、最低限、建設費だけで100億円ぐらいはかかりそうだという、いろんな計算をいたしております。勿論、それ以外に、先程ご指摘頂きました中身がございますから、相当な金額がかかると思いますが、今、大体1日100トンの処理で行っている、この施設を造ると、それだけぐらいかかる。もっともっと必要な経費がございます。それと、期間も、これは北九州市も同じだと思いますけど、一番最初に契約をさせて頂いた西谷とか、或いは新杉区の方々の契約期間は15年でございます。この15年を5年間延長させて頂いて、そして今20年目に入っております。これでぎりぎりだということで、今中継施設を造っておりますけれども、地元の方々とのいろんなお約束も含めて、たぶん北九州市も一定程度の期限で焼却施設を造っておると思います。永久的に稼動ができるものではありません。従って、将来、今お願いしているものについて、どういうふうな形でしていくのかというのは、これから将来の議論になると思いますけれども、今、国や県は、広域的な、こういういろんな環境対策について対応すべきということで、是非広域的にお願いしたいというなかで、北九州市も非常に懐深く、遠賀・中間とか、或いは直方とか行橋とか、こういうところの焼却を続けて頂くということで、今動いて頂いております。既に、そうして対応して頂いています。 また、最終的に出ております今の焼却灰も、北九州市のほうで引き受けて頂いたり、或いは他の所に運んだりしておりますけど、いろんなところで対応して頂いてきております。 先程ご指摘頂きました、市民の皆さんに対する、いろんなご理解を頂くものにつきましては、もっともっと十分に理解頂けるようなものを、担当部のほうでも作らせたいと思っています。また、いろんな場面で、そういうお話をしていきながら、十分に市民の皆さんが理解して頂ける対応に、努力をしていきたいと思っております。 他の施設も私たちも学ばせて頂いております、飯塚についても勉強させて頂きました。或いは他のところも勉強させて頂いてますが、このごみ処理というのは、本当にどこも苦労いたしております。この地域では、本来ならば、この地域のごみ処理を、もっともっと前から基金を積立てて、将来に向かっていくべきだと思いますけど、今日までそれができていなかったということでございます。その反省に立ちながら、今回、基金の積み立てをして、将来に備えていきたいと思っております。以上です。 ○議長(城戸好光君)  市民部長。 ◎市民部長(沼口宣寛君)  市長の補足説明をさせて頂きます。ごみの減量化、リサイクルということに対しまして、いわゆる循環型社会を構築するという建前がございます。そのなかで、事業者の責務、それから市民の責務、行政の責務というのがうたわれております。ここで国民の責務という、廃棄物処理法のなかで、23項にございます。読ませて頂きます。 国民は、廃棄物の排出を抑制し、再生品の使用等により、廃棄物の再生利用を図り、廃棄物を分別して排出し、その生じた廃棄物をなるべく自ら処分すること等により、廃棄物の減量、その他その適正な処理に関し、国及び地方公共団体の施策に協力しなければならない、とあります。 そして次でございますけど、行橋市のごみのなかで、ごみ処理に要する経費の30%程度の負担を市民の皆さんにお願いしているところでございます。いわゆる後の70%は税金でございます。この30%は、いわゆる受益者負担との考え方であります。このことは、ごみ減量化に関し、全く協力的でない方とか、また事業系一般廃棄物を排出される事業者等は、一度に沢山のごみが排出されます。これとはまた逆に、老人世帯、1人暮らしの方、それからごみ減量に積極的に協力し、少しでもごみを出さないように工夫し、努力している方との、ごみ処理経費負担の公平さを保つ意味からも、当然だと考えるところでございます。ごみを出せば出すほど処理経費がかかるわけでございますので、多く出す方には、それなりの負担を頂くとの考え方でございます。 それから、資源物でございますけれども、資源物といえども一般廃棄物でございます。資源物の処理についても、通常の一般廃棄物の処理などに比べて数倍のコストがかかってまいります。現在の厳しい財政状況のなかで、循環型社会を実現していくためには、ごみの減量化、分別の徹底ということが、ごみ処理費用を適正に確保していく必要があるわけでございます。 例えば、例をとってみますと、資源物でペットボトルでございます。ペットボトルの処理については、ごみステーションより市が収集しております。本来は燃えるごみとなります。焼却場に持ち込んで焼却することが一番コストが安いわけでございますが、一度収集したペットボトルを中間処理施設に持ち込みます。そこで分別、手選別しております。そのなかで、また圧縮梱包いたしまして、リサイクルセンターへ運搬し、ここでリサイクルされ処理してまいります。だから通常の処理に比べて、資源物に限り、非常にコストが沢山かかってまいります。このことで、循環型社会の実現のためにコストがかかるということをご理解して頂ければと思っております。以上です。 ○議長(城戸好光君)  田中議員。 ◆3番(田中建一君)  どうも説明を聞いておっても、分かったようで分かりづらい。私が申し上げたみたいに、例えば小学生の生徒でも、行橋市のごみ行政について、先生にきちっと報告を、レポートを出そうと。そのときに、今のような中身が、例えばインターネットなり行橋市のホームページに資料として載っておったと。それを見て、先生にレポートが書けるかと。 もう少し分かりやすいように、そのような説明を、市民にするべきじゃないかと。言っている数字とか、言っている意味が、よく聞いてみると分かるわけですけども、私が言ってるとおり、ごみは資源ですよと。資源を例えば処理をしたりリサイクルするためにはお金が必要なんですよと。こうして行橋のまちは、クリーンになり、行橋のまちがこれから将来にわたって伸びていくんですよという子どもたちが、きちっとレポートが書けるように、先生にそのような報告ができるように、私はそのような中身で、市民には理解を求める必要があるんではなかろうかと思っております。 例えば、平成14年の決算のなかの、監査委員の指摘のなかに、例えば、経常収支比率が前年度と比べて、4.7ポイント増加をしています。義務的経費がかなり厳しく広がってきております、と指摘をされております。財政的にはかなり、これ以上に逼迫をしておるところがあるんじゃなかろうか。これもちょっと資料で取ったわけですけども、例えば、行橋市のインターネットのなかに、財政事情、このような項目がインターネットで流れておりますね。この財政事情を見る限りでは、特別会計の当初予算のなかでも、何十億円という数字が並べられております。これは、義務的経費ではなくても義務的経費とみなす、これは私は必要な予算、これは市民に対する行橋市のこれは予算ではないかと思います。保険制度がなければ、当然健康な生活を、身体を維持することができない。下水道や今言ったごみの処理、そういうものがなければ環境的に良くない。これは、そのような大きな予算が将来にわたって、ますます、例えば増えると。今回にも出されております水道会計の補正、国保補正、補正をしなくてもすむように、本来、会計処理がされておかなければならないわけだけども、やはり補正をしていかないと、それの皆さんの要望、それの使用に対するお金が不足していますということは、これは分かっているわけですから、今年よりもひょっとすれば来年度、来年度よりも再来年度、これがますますプラスの方向に増えてくるんじゃないかという厳しい財政事情をもっておりますというふうに、この財政事情のなかには書いています。そのなかで、例えば清掃総務費であるとか、ごみ処理費のなかでも、例えば10億円を超えるお金が必要なんですよということが、予算書のなかでも読み取れると思います。さらに、例えば、平成15年度のごみ処理に伴う収入支出の結果というなかでは、9億5775万円というお金がかかっていますよと。だからさっき言った1億何千万円というお金がどこかに消えちゃったという話じゃなくて、これだけのお金がかかっていますよと、決して有料指定袋制にしなければ、210円の料金を頂いて、処理をしておると、ますます1年毎にそれのコストが高く、予算が今まで付いてきました。こういうことによって、少しでも市民負担を下げておりますよということを、私は市民の皆さんには理解頂く必要があるんじゃないかと。ややもすると、ごみ袋料金を下げることによって、例えば市税が上がるとか、そういう意見もあることも事実なんです。これはもう市民の率直な意見でありますけども、決してそのようにしなくても、ごみの処理については、きちっと予算のなかでやってまいりますよと。さらに、将来に向けては、ごみの計画に基づいて、新しい自前の施設も建設できるようになるんですよと。そういう未来に向かって、小学生でも明るい、やはり行橋市のごみ行政に対する展望がもてるように、私はそのような中身で啓発を、理解を求めていく必要があるだろうと思っております。そのうえで意見として、ごみ処理基本計画のなかに、例えば不用品の交換会の開催、よくフリーマーケットでやられていると思います。これもそのなかに掲げておったんですけども、行橋市内の行事のなかで、定期的な開催を推進をしていこうじゃないかと。推進されていると思うんですけども、このような、例えば不用品をごみとして処理するんではなくて、交換をするとか、物は長く使って、大切に使っていこうじゃないかと。修理をしても。他の市町村を見ますと、古くなったから、もうごみに出すんじゃなくて、修理をしても、それを使っていこうじゃないかという啓発がされている。そのようなところは、推進をしていくというんですから、是非そこはまた具体的に計画を立ててやられたらどうかと。もう1つは、隣の豊津町でやられているみたいですけども、例えば資源ごみの回収をした後、古新聞なんか回収をすると、地域通貨、このようなもので、例えば、公共交通機関に料金を少し安くしますよという通過を発行していると聞いています。中身は、具体的に私も承知はできていないところもありますけども、リサイクルを一生懸命にやっていこうじゃないかという、そのような増進を図るような具体的計画も取り入れていく必要があろうかと思っております。これは私の意見でありますので、ご答弁は要りません。もう1つ、2番目の行政改革の件について、例えば3次まで行政改革を実施してきたわけですから、新しく考えてやっていこうじゃないかと、効率化を図ろうじゃないかということについて、市長答弁頂いたんですけども、3次までの行政改革をやったうえで、そのやろうという方向は出したわけでしょうから、どのような形で推進がなされてきたのか、またはその検証は現在どのようになっておるのか。そういうところが分かれば、少しご答弁頂きたいと思います。以上です。 ○議長(城戸好光君)  執行部、答弁。八並市長。 ◎市長(八並康一君) 田中議員の再質問に、お答え申し上げます。まず、第1の、もっともっと小学生に分かるような、いろんな今のごみ処理行政、環境行政に対する啓発の資料をということでございます。おっしゃるとおり、いろんなところで子どもたちも、この勉強いたしております。行橋市外のところで、行橋市のことについて勉強して頂いて、行橋市はえらく進んでいるという評価を頂いたということは、昨日も申し上げましたけれども、そのことも含めて、学校のなかでも、十分小学生のときから理解できるようなものも作ってまいりたいと思っております。 それに、勿論、市民の皆さん全員が、この問題について、しっかりとらえて頂いて、市行政の現状とごみ処理対策についての、それぞれの対応について、具体的にできるようなパンフレット、資料等も作ってまいりたいと思います。 今回、中継施設を造らせて頂きまして、今までは、そういう勉強するところは小さかったんですけれども、今度の施設のなかでは、小学生の皆さんが見学に来て、具体的なそういう処理体制がどういうふうになっているのかということについて勉強できる、そういう場所も設けております。小さいときから、しっかり学んで頂いて、生活環境対策に、大きくなっても努力できるような、そういうものをつくっていきたいと思います。また、教育委員会とも、いろんな相談をしてきたいと思います。 また、行革の話ですけど、第1次・第2次・第3次、それぞれどういう状況で運営をしてきたかという総括とか、或いは事業費等もふくめて、いろんな総括はしてきております。そのことについて、もう一度、第3次までの総括を、もう1回きちんとしたうえで、そして第4次に向かっていく体制をつくっていきたいと思います。職員1人ひとりに対しましては、今度の行政改革のあり方について、いろんな意見も求めております。また、担当部・担当課・担当係で、今の市の行政内容を十分理解をしたうえで、そして、市民の皆さんに対するサービスをきちんとしていく、その立場で、この行政改革を懸命に努力をしてもらいたいという指示もしているところでございます。 これから、決定を頂ければ、正式にこの行革の体制を、もっときちっとした形に整えて、私が本部長になっておりますけど、その体制を整えて、懸命に努力をしていきたいと思っております。 外側でいろんな努力を、市民の皆さんに頂いております。先程意見としてお話がございましたけど、例えば、新聞の再生についても話もまいりました。これを通貨にして、平成筑豊鉄道とか、或いはバスに乗れる体制もあると、その辺についてどうかという話は頂いているんですけど、この集め方、或いは処理の仕方、対応の仕方について、まだ一定の結論が出ておりませんので、行橋市としては対応いたしておりませんけど、例えば、福岡市みたいに、それを使って地下鉄に大いに乗れるとか、バスに乗れるとか、或いは隣の豊津町は、平成筑豊鉄道とかバスに乗れるという体制を整えているようですけど、集める体制とか、いろんなことでだいぶ問題もございますので、今のところ、これについては、まだ対応を考えておりません。ただ、きちっとした申し入れも頂いていまして、考えてほしいということで、それなりの話し合いをしてきている経過はございます。ただ、まだ方針は出しておりません。以上です。 ○議長(城戸好光君)  田中議員。 ◆3番(田中建一君) 市長ね、これから夏場の暑い時期を迎えるんですけども、私も何回かごみ収集車に一緒に乗せて頂きまして、ごみ収集をやりました。前の執行部の皆さんも、ごみ収集車に乗った方が数多いんじゃなかろうかと思っております。直営でしている、それに携わっている職員の皆さん、ごみの例えば処理場、し尿の処理場、そのような仕事をされている職員の皆さん、そしてまた、それの民間委託にかかわって、大変な苦労をされている皆さん方がいらっしゃって、迅速にごみの収集日に、定時にごみの収集をして頂いて、ごみがいつも街に溢れていないように、収集活動を一生懸命やっていると思います。子どもたちは無理にしても、市長、例えば1回バキュームであるとか、パッカー車であるとか、ごみの収集車ぐらい一緒に乗車をして、こういう仕事をしてるんですよと。これは、市長には直接言葉として上がってこないかもしれません。例えば1時間、何かの事情で、ごみの収集が遅れた場合、搬入が遅れた場合、やはり事務所やら、それぞれ課のほうには、かなり多くの市民の皆さんから苦情が来ると思います。例えば収集場所じゃない所にごみが捨てられているというのは、すぐ市民の皆さんが気づいてやっていると思う。以前に比べると、そのような不法投棄とか、いろんな形は、やっぱり少なくなりました。件数も減ってきたと思います。いつも市民の皆さんが関心をもって、そのような目で、ごみのそのような行政について、見られているというふうに、私は最初に申し上げたとうり、大きな行政評価も頂いているだろうと思っております。そこは、やはりしっかり視点にして頂いて、例えば関係部長であるとか、課長であるとか、市長自ら、例えばそのように一緒に乗っていけば、半日でも1日でも一番暑い時に汗を流してみるかと。一生懸命やはり仕事をしているなという形で、俗に言うと、市民から見られる立場で、なぜもう少し早く収集に来ないのかという苦情も、私のときに、何回かそういう声もありました。一生懸命頑張っていますよというふうにお答えを申し上げたわけですけども、是非そのような心構えで、ごみ行政について、市民が重大な関心を頂いているというところで、収集を図って頂きたいなと思っておりますので、以上で私の自席からの質問を終わらせて頂きたいと思います。 ○議長(城戸好光君) 会議運営上、ここで暫時休憩をいたします。                 休憩 11時12分                 再開 11時26分 ○議長(城戸好光君)  定足数に達していますから、只今から会議を再開いたします。 次の質問者、藤塚清子議員。 ◆6番(藤塚清子君)  皆様、おはようございます。紀政会の藤塚清子でございます。最後までのご清聴のほど、よろしくお願いいたします。執行部の皆様方には、明快なる答弁のほど、よろしくお願いいたします。それでは、通告書に従いまして、質問させて頂きます。第1の質問としまして、子どもたちが安全で安心できる社会環境づくりについて、質問をいたします。未だに不審者による事件が増加しております。そこで、子どもたちの安全を守るために、保護者と地域の人たちとともに、取り組みをしている北九州市の一例を述べさせて頂きます。 小倉北区では、日明の国道199号交差点近くの市立日明小学校の場合、75歳のスクールヘルパーさんをはじめ、授業開始の8時40分ごろになると、5人のスクールヘルパーさんたちが、それぞれ校門に向かいます。子どもたちの顔は全て把握していて、登校していない子どもがいれば、学校に連絡を入れるそうです。また、新1年生が通学する4月や夏休み、冬休み明けなどには、教諭や親も参加しています。 北九州市教育委員会では、2001年11月より、各小学校に地域住民を常駐させて、児童を見守るスクールヘルパー制度を導入し、成果を上げております。このように、子どもたちを守るためには、保護者・教諭・地域の人たちの協力が必要ではないでしょうか。 そこでお聞きいたします。行橋市では、防犯ベルを携帯させていますが、他にどのような取り組みをされているのでしょうか、お聞かせ下さい。 2番目に最近、佐賀県において中学2年生の女子生徒が、登校中に男性に鋏で右腕を切りつけられる軽症を負う事件が起きております。その翌日には、別の女子生徒が下校中、1人で歩いていて、後ろから近づいてきた男性に、いきなり後ろ髪を切られる事件も起きております。行橋市内において、不審者の声かけによる被害等は起きていないか、お聞かせ下さい。 大きな2番目の質問としまして、介護予防事業について、質問をいたします。日本は、今世界でも例のない、超高齢社会を迎えつつあります。国民1人ひとりが健康で元気に暮らすことのできる健康長寿社会の構築を求める声が高まっています。 神奈川県川崎市では、要介護状態などのお年寄りを対象に、筋力トレーニングを行う高齢者パワーリハビリテーション事業を展開しています。これまでトレーニングに参加した約80人のうち、8割の人の要介護に改善が見られ、参加者1人あたり年間110万円もの介護費用削減の効果がうまれております。 高齢者が住み慣れた地域で、より活動的な生活を送ることができるよう、専門家の指導をうけながら、90分間のトレーニングを、週2回、約2ヶ月半にわたって行うもので、2001年度の試行を経て、現在2箇所で実施されております。要介護認定で要介護2以下の高齢者が対象で、利用料は1コースにつき5250円で、今年度は2箇所とも3コースずつ用意しているとのことです。 川崎市の調査によると、調査の対象は、試行時から昨年度までに参加した78人の要介護認定者で、トレーニングの結果、63人に要介護度の改善が見られ、うち37人が非該当、自立になっております。 また介護予防の先進地、愛知県高浜市は、拠点施設のひとつの管理・運営を、高齢者ボランティアによるNPOに丸ごと委託しています。地域に根ざしたNPOならではのきめ細かい運営と、ボランティア自身の老化防止を期待する一石二鳥を試みています。 メンバーは原則無報酬で、管理・運営費は児童クラブの人件費なども含め、年間約670万円で、市直営にするよりはるかに安いようです。 高齢者の人は、家にこもってしまうと友達も居なくなる。話し相手がいたり、忙しい、忙しいと言っているくらいが丁度いい、動かなあかんと、活動が老化予防になっていることを強調しているとのことです。この度、行橋市に地域ケアセンターが建設されました。是非、このような事業に取り組んで頂きたいことを要望いたします。 第3の質問としまして、ごみ行政について、質問をいたします。私は、先の3月議会において、市民の皆様に現在のごみ袋の価格について、なぜ大が60円なのか、市報に掲載して、市民の皆様に理解をして頂くようにとお願いいたしました。その後、4月1日号の市報に、ゆくはしのごみ事情というタイトルで特集記事が掲載されましたが、その内容は、私の期待を大きく裏切るものでありました。 あの内容で、どれだけの市民の皆様が理解できたでしょうか。第1に文字が小さく、そのうえ、活字だらけの内容、料金は他自治体との比較表を載せただけで、記事の内容を読んで理解するというより、記事そのものを読んでいない人が多いようです。 例えば、ごみ処理にいくらかかっているのか、現在建設中の中継基地の建設費用と、北九州市への負担額はいくらなのか、将来のごみ処理施設の考えなど、いろんな情報を分かりやすく、例えばイラストを入れるなどして、ごみ袋料金の決定の理由と、それによる収入がどのように活かされるのか、市民の皆様が読みやすいように工夫をした記事を掲載する必要があるのではないでしょうか。 また、ごみ袋有料化により、不法投棄や野焼きなどが増えているとの指摘もあるようでありますが、もしそのような事実があれば、徹底的に監視するのが行政の責務であり、それを怠ることは、正直にごみ処理を行っている市民に対する背任であると考えられると思います。ごみ袋の有料化が、不法投棄や野焼きの増加につながることのないよう、監視対策の重要性を感じております。市長のお考えをお聞かせ下さい。 また、平成15年6月定例会において質問いたしましたが、地域のごみステーションへのごみ出しの困難な1人暮らし、或いは高齢者や障害者の方々に対し、玄関先で戸別収集をするサービスを行うことも、ごみ袋有料制に対する理解が得られる方法であると考えますが、いかがでしょうか。 以上で壇上での質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(城戸好光君)  執行部に答弁を求めます。八並市長。 ◎市長(八並康一君)  藤塚議員のご質問に、お答え申し上げます。まず第1の、子どもが安全で安心できる社会をということで、いろんな事例も含めまして、ご質問がございました。詳細にわたりましては、教育長から答弁をいたさせたいと思いますが、私たちの責務として、子どもが安全で安心できる、そういう地域をつくっていくのが、私どもの重大な責務でございます。市といたしましても、この行橋市7万2000の市民が安心できる社会、そして、子どもたちが本当に安心して、嬉々として喜びながら学校に通学をしたり、地域で楽しめる、そういう体制をつくっていきたい、地域をつくっていきたいということを強く申し上げておきます。私も一生懸命努力をしてまいりたいと考えています。詳細にわたりましては、教育長のほうから答弁をいたさせます。 次に、高齢者に関係をして、介護予防事業についてのご質問がございました。議員もご指摘のとおり、我が国は、まさに世界に類のない高齢社会に入ってきておりまして、このなかで、人々が元気に長寿社会をまっとうできる社会づくりが、これも私たちの重要な責務でございます。また、元気に過ごして頂くと同時に、一方で介護が必要になったり、苦労されている方々に対する対応というのは、行政機関としても、しっかり努力をすべき任務を帯びております。 なかでも、この高齢者の筋力トレーニング事業というのは、平成15年度から国の介護予防事業にも組み込まれているところでございまして、この事業につきましては、議員ご指摘のとおり、痴呆の予防に効果があったり、或いは要介護度の改善が見られるという報告もあっております。現在、先進事例も含めまして、対象者の抽出とか、実施スタッフ等の体制、或いは効果分析等を行っておりまして、新たな取り組みに対する検討を行っているところでございます。 また、NPOの話もございました。この行橋市のなかでも、極めて先進的にこのNPO法人が痴呆性の方々に対する努力もいたしております。このなかで、我が国だけの国内だけの評価だけではなくて、よその国からも大変な評価を頂いているNPO法人もございまして、痴呆性の方々に対する対応のなかで、本当に沈んでた、その方々の顔が嬉々として、毎日を過ごすような明るい笑顔になってきている、そういうお話も頂いています。私のところにも報告にまいられました。また、そのことを是非受け入れたいという台湾の方々からのお話もございました。そういう努力も、NPOの方々が行っておられるということも報告を申し上げておきたいと思います。 次に、ごみ行政についてのお話がございました。議員ご指摘のとおり、4月の1日号に出しました。私が見ましても、あまりにも硬すぎるということで、これで本当に理解頂けるかなという不安を抱いておりまして、厳しくご指摘を頂きました。また、市民の皆様のなかには、議員からもお話頂きましたけれども、いろんなイラストを描いて、自分たちが出しているごみが、やはりこういう形で処理もされている。そしてこういう負担にもなっている。1つひとつの袋代が、こういうふうな形で運営をされている。1つのごみ袋を焼却するのに、これだけの費用がかかっているという、そういうものもきちんと入れながら、市民の皆様のなかで、お互いに考えて頂く、そういう運動もあっておりまして、本当にありがたいなと思っています。こういう市民の皆さんがもっともっとこの内容を理解できる、そういう体制を整えていきたいと思います。 先程田中議員からのお話もございましたけども、市民部のほうで、十分そこらについては理解できる、まさにイラストを入れて、もっともっと理解できやすいパンフレット等を作っていきたいと思っています。 先程の質問のときに、後で私が報告頂きましたけども、小学生等は、時々学校のほうからお話がきて、具体的なこういう生活環境行政についての説明会をしてほしいという話もあっております。生活環境課のほうで、何度も出かけて行って、そういう説明もしているようであります。それらに対して、感想文等も頂いているという報告も頂いています。これをもっともっと広げる努力をしていきたいと思います。 また、繰り返しになりますけど、市民に分かりやすいパンフレットを作っていきますと同時に、先程ご指摘ございました、ごみを出すことについて困っている方々については、介護保険課等、連絡をとりながら、或いは介護保険課にも指示をしながら、情報を得て、実情に合ったサービスを提供していきたいと思っています。特に戸別のごみ出し困難者の相談に対しましては、今までどおり、訪問等の面接もいたしまして、戸別収集で対応をしてきておりますけども、これもこれからも努力をしていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(城戸好光君)  教育長。 ◎教育長(徳永文晤君)  藤塚議員のご質問のうち、教育関係についてお答えいたします。議員のご質問は、防犯ベルのほかに、どのような防犯対策をとっているか、或いは不審者の声かけ等による被害はないかというようなことでございます。全国的に、子どもが被害者になる様々な事件が発生しており、行橋市も決して例外ではなく、子どもを取り巻く環境は、一段と厳しいと受け止めています。 本市でも、ご指摘の質問ですけれども、12月にご質問頂きました。これ以降については、連れ去り事件1件、小学生。それから中学校の女生徒への声かけ誘惑事件が1件。そして中学生男子への暴行事件が1件。3件発生いたしましたが、いずれも市民の協力のおかげで犯人逮捕をしているところでございます。 登下校時、或いは日常生活のなかで、子どもたちを守るための対策ですけれども、まず今おっしゃいました防犯ブザーにつきましては、全員に貸与を終わっております。 また、校区内の危険箇所一覧表を作成配布するなどして、地域に防犯の協力要請を呼びかけているところでございます。また、万一の場合に備えて、交番や地域に協力頂いています子ども110番の家につきましては、ステッカーの見直し、連絡周知を実施したところでございます。さらに、PTA・老人会等へ、児童生徒の登下校時に、地域の外に出て声かけをして頂くよう、防犯への協力要請も図っているところでございます。 また、市の教育委員会がキャッチした様々な事件につきましては、発生場所、時間帯、手口等に関する情報を速やかに、各学校に周知するとともに、各学校より地域の方々へも協力要請を強めております。 そのほか、大切な子どもの命と安全を守るためのマニュアルの作成、配布もいたしておるところでございます。今後は、各学校で、児童・生徒に対して実施しております防犯教室に加えて、保護者・地域の方々に防犯への協力要請を、一層推進してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(城戸好光君)  藤塚議員。 ◆6番(藤塚清子君)  再質問させて頂きます。今教育長のほうから、行橋市の取り組みのお話をされておりましたけれども、やはり、定期的にでも巡回というか、先程述べましたように、日明のことを述べましたけれども、そういった4~5人くらいのグループで、時々はやっぱり巡回していくということも大事ではないかと思います。 12月議会のときもお話いたしましたけれども、福岡県の吉井町、浮羽町、田主丸の3町でも、お年寄りが通学路に立って、下校時の子どもたちを見守っているということも、お話いたしました。そのように、特に人気のないところ、丁度子どもさんたちが1人になるようなところ、そういったところには、やはり何回か立っておくということも大事じゃないかと思います。 また、タスキとか腕章を付けておれば、生徒さんたちも、お爺ちゃん・お婆ちゃんたちが、こうして自分たちを守ってくれるという安心感につながると思いますので、そういった面も、よろしくお願いいたします。 残念な事件ですけれども、長崎県佐世保市の大久保小学校でも、生徒が女子生徒を刺すという事件が起きました。それを受けまして、今度PTA総会がありまして、そのなかで、あるお父さんが、この不幸な事件を、本当に地域の人たちに助けを求め、手を添えあっていくきっかけにしなければ、ということを言われております。 また、あるお母さんは、地域も親も教師も一体にならないと、子どもたちの心の傷、この事件というのは、ちょっと異例な事件でありますけれども、本当に、そういった怖い目にあった女の子とかは特に、いつまでも心に残っていきますので、そういった安全性のほうもよろしくお願いいたします。 それと、質問ですけれども、常時じゃなくても、時々そういった巡回をして頂けますでしょうか。お聞かせ下さい。 それから、介護予防事業についてですけれども、やはり、こういう川崎市の事例を見ますと、画期的なことだと思います。皆さんも、やはり歳をとっても、やはり健康でありたいという願いは、皆さん一緒だと思います。やはり、人の手を借りたくないという思いでされておりますけれども、こういった筋力トレーニングなんかをすることによって、沢山の方の改善が見られたということは、すごい画期的なことだと思いますので、是非これも取り入れて頂きたいと思います。 ごみの減量についてですけども、あるところでは、一例を挙げますと、東京都あきる野市は、2004年4月1日から、家庭ごみの収集有料化と戸別収集をスタートしております。市民にごみ処理のコスト意識を高めてもらうとともに、排出者が責任をもつということで、ごみの減量化、資源化や資源循環型社会構築に弾みをつけることを目的としております。 ここは、有料ごみ袋は可燃ごみ・不燃ごみとも4つのサイズがありますけども、可燃用の小袋は、10リットルが1枚15円、大きいのは60円になっております。ここは、戸別収集、全家庭の戸別収集をしておりまして、ごみステーションを廃止しております。市の指定業者が、各家庭を1軒1軒回収にあたっていく方式をとっております。 この戸別収集の目的というのは、我が家の前に自分ところのごみを出すということは、やはりごみ出しのルールを守り、分別を徹底するということで、すごい効果をあげているということも、新聞記事で読みました。本当に1人ひとりがごみを出すときに、責任をもってごみ出しをするということが、ごみの減量にもつながりますし、大事なことではないかと思います。 それと、環境省では、家庭ごみ等の一般廃棄物の処理のあり方の全面的な見直しに、今乗り出しております。東京都日野市は大きな袋が80円にした結果、年間の家庭ごみが1年後には半分になった。その後は横ばい状態がずっと続いているということです。 私も3月議会の折に、資源紐とかは無料でいいんじゃないでしょうかと。ペットボトルのことも言おうと思ったんですけども、処理がすごくかかるということで止めますけれども、せめて資源紐に対しては、無料で良いのではないかと思います。資源として出すものですから、無料にして頂きたいと思います。 それと私も今回、市報について、先程述べましたけれども、本当にあんなに小さな字で読んで下さいと言っても、市民の皆様は本当に読まないと思います。現実にある業者の奥さんとお話をしたときに、ごみ袋が高いという声がありますということで、私なりに説明いたしました。市報を読まれましたかと言ったら読んでませんということを言われておりましたけれども、現実あんなに小さな字で、イラストも何もなくて、読む気持ちにはなれないと思うんですけども、それなりに説明してあげますと、ああ分かりました。それでごみ袋が60円なんですねという、そういうお返事も頂きました。そういった意味で、やはり市報に載せるんであれば、何ページかを取って、本当にごみを少なくしようという思いがあれば、工夫をして頂いて、イラストなんかも沢山いれて頂きまして、ああこれはちょっと興味がある、読もうというような、そしてなぜ60円なのかということを、1人ひとりの市民の皆様にわかるように、是非して頂きたいと思います。 一応それだけで、それに対してお願いいたします。 ○議長(城戸好光君)  八並市長。 ◎市長(八並康一君)  藤塚議員のご質問に、お答え申し上げます。まず、介護予防事業、先進的に取り組んでいる所もあるというふうに聞いております。また、こういう高齢社会のなかで、人々が健康でありたいというのも、ご指摘のとおりであります。そのことを大切にしながら、多くの方々に対して対応できる、いろんなことについて検討を重ねていきたいと思います。 次に、ごみの減量化に関連をして、もっともっと分かりやすい物を作るべきというご指摘を、何度も頂きました。まさにご指摘のとおりであります。どうも役所というのは、硬い文章を書いて、それで説明するというきらいがございます。去年から大議論になっております三位一体改革でも、全国の市長会でも、イラストを書いて分かりやすいものを出さないと、本当に法律とか条令とか、或いはいろんな方針だけでは、具体的に理解できないということもありまして、そういう今の時代になってきております。 また、様々なものを見ていましても、本当に絵が描いてあったり、具体的にぽっと見て分かりやすいものを提供する時代になってきております。市民の皆さんに、すぐ読んで頂いて、すぐ理解できるようなものを、努力をして作っていきたいと思っております。是非、ご理解を頂きたいと思います。 また、資源紐の件については、3月議会でもお答え申し上げました。見直しをさせて頂きたいということを、お答え申し上げておりますが、もう少し内容については検討させて頂きたいと思います。 ○議長(城戸好光君)  教育長。 ◎教育長(徳永文晤君)  藤塚議員の再質問に、お答えいたします。定期的な巡回等についての質問でございます。現在、小・中学校の通学時間帯における安全対策を、どのようにすべきかについて、私ども集約いたしました。そのなかで、各学校の取り組み、それぞれに取り組みを進めておりますけれども、共通な取り組みには至っておりません。今の定期的な巡回のことにつきましては、既に始めた学校もありますし、地域にお任せしている学校もございます。これにつきましては、今後共通な取り組みになれるような方向で、学校と話をしていきたいと思います。また地域にお願いをしていきたいと思います。 今現在は、定期的に進めて頂いていますのは、行橋駅周辺につきまして、ご承知のように新聞にも載りましたけれども、声かけ隊という形で、黄色い帽子をかぶって、皆さんに、通学、或いは下校時の子どもたちに声をかけて頂いている、声かけ隊が一番実践的にはやっておりますので、各小・中学校区におきましても、可能な分について、今後検討していきたいと思います。 ○議長(城戸好光君)  藤塚議員。 ◆6番(藤塚清子君)  以前戸別収集のことを質問いたしましたけれども、これはどんなふうになっていますでしょうか。それと、ごみは、やはりリサイクルするということが大事じゃないかと思います。これもチッパー車の購入について、一般質問したことがありますけども、残飯とか野菜くずとか、コンポストで堆肥をするとか、そういうこともありますけども、またその他にも、電動生ごみ処理器に補助金を出して頂きまして、沢山の方も買われていると思いますけれども、そのように、ごみというのは、ごみじゃなくてリサイクルしていくというのが大事じゃないかと思います。それで、剪定された木とか枝とか、そういったチッパー車のことと、それからまた戸別収集に対してのことを答弁して頂きたいと思います。 ○議長(城戸好光君)  執行部、答弁。市民部長。 ◎市民部長(沼口宣寛君)  藤塚議員の再質問に、お答えいたします。以前小郡市ですか、チッパー車の導入ということで、それからいろいろなところで調査研究いたしました。けれど非常にコストがかかると同時に、剪定されたチップにした後の処理をどうするのか、これを聞きましたところ、これはまた残ってごみになっている状況があるということも聞いております。その辺で、今一度検討すべきじゃなかろうかということで今日になっております。 それから、戸別収集の件でございますが、北九州市のほうで大型ごみについて、戸別収集しております。結構な値段、取りに行きます関係上、1000円、1500円とかいう値段がかかっております。以前にも検討しましたけど、現在のところ、まだいろんな状況、料金等のこともございますので、検討している状況でございます。 ○議長(城戸好光君)  藤塚議員。 ◆6番(藤塚清子君)  チッパー車の件ですけども、ごみの関係で視察に行ったときに、確か大牟田だったと思うんですけども、そこは2機用意してあって、その再利用といたしまして、田植えのときにそれを使って、稲のところにひいているということもお話を聞きました。もう1台だけでは間に合わないので、今回もう1機チッパー車を買いますということで、案内して下さった課長さんにお聞きいたしました。是非、やっぱり行橋市も、各家庭に樹木を植えている家庭は多いと思います。是非これをしていけば、ごみ出しの減量につながってくると思います。現実、これを出すときには、木とか枝は袋が破れることが多いんですね。それで、新聞紙に巻いて、袋が破れないようにして、私も入れておりますけれども、結局その分またごみが増えるようになりますので、是非チップを通して、例えば行橋市のなかに牛とか、そういう家畜を飼っている所があれば、そこなんかと相談するとかですね、いろんな方法があるんじゃないかと思いますので、もう1回検討の方を、よろしくお願いいたします。 戸別収集に対しては、本当に行きたくても行けないという方は、障害者の方とかいらっしゃいます。そういう声も頂きました。是非、戸別収集して頂くことによって、そういうサービスを、市民に市がしているんだということに対して、60円という価値も、そういうこともまた見直しもして頂けるんじゃないかと思います。何のサービスもなくて、ただごみ袋が60円というのじゃなくて、それなりに、市がやはり取り組んで下さっていると、また高齢者の方も、自分で行きたいけれども、やはりごみステーションまで行くのはつらいという方も、何人もいらっしゃいますので、1人暮らしの方とか、高齢者夫婦の方とか、そういったところは、是非戸別収集のことも、今後考えて頂きたいと思います。 そういうお返事が頂ければ、もう1回お願いいたします。 ○議長(城戸好光君)  執行部、市民部長。 ◎市民部長(沼口宣寛君)  藤塚議員のご質問に、お答えいたします。戸別収集の障害者等に対しましては、現在いろいろな区長さん等を通じて、連絡を頂いております。その面談をいたしまして、状況に応じた収集体制を組んでおります。今後もそのような形でいきたいと思いますが、全般的に全てごみ戸別収集という段階には、今のところ無理があるような気がいたしますので、検討課題だと思いますけど、現状では無理だと思っています。 ○議長(城戸好光君)  以上で、午前中の一般質問を終わり、午後引き続き行うことにいたします。 これより暫時休憩をいたします。                 休憩 11時59分                 再開 13時02分 ○議長(城戸好光君)  定足数に達していますから、午前中に引き続き、会議を再開いたします。 次の質問者、瓦川正純議員。 ◆15番(瓦川正純君)  紀政会の瓦川でございます。私も2年間副議長として、皆さんに大変支えられて2年間、質問ができなかったわけですが、してもよかったわけですが、2年間自重しまして、今回、改めて、2年ぶりに質問をさせて頂きたいと思います。 まず、昨日から、議員の皆さんには、大変お疲れさんでございますが、この6月定例会、最後の質問者となりました。お疲れのところだと思いますが、最後までご清聴、よろしくお願い申し上げます。また、同時に、私、質問します大きく5点につきましては、市長ほか執行部の皆さんには、明確なる答弁でお答え頂きますように、よろしくお願い申し上げます。では、通告順位に従いまして、一般事務に関する質問をさせて頂きます。 まず、1点目の合併問題につきましてですが、平成15年4月、1市5町法定協議会が発足をいたしまして、10月前後まで1市5町、市長はじめ調査特別委員会を、委員の参加のもとに合併に向けて、審議・検討してまいりましたが、築城と椎田の途中の離脱ということで、現在は白紙に返っておるところでございます。 だがしかし、我が国の政府の方針といたしまして、平成17年3月までには、法的な根拠によって、自主的に市町村合併に向けて話し合いをし、推進していきなさいという中身があるなかで、現在は、白紙に返っておるわけですが、そのうえで、各市町村の調査特別委員の議員、議会の可決によって、この法定協議会が発足した。また同時に、各区長の話し合いのなかでも、一定の協力を見たということで、法定協を発足したわけでございます。 よく市民から、無駄使いではなかったかと。その約6ヶ月に対して、費用を使ったことについては、無駄ではなかったかと、こういう話が随分行橋市内でも聞かれております。だが、私は決して無駄ではなかった。なぜならば、物事に対して取り組む以上は、即回答ができないのが現実でございます。そうなれば、当然、首長・議会・市民、それぞれの立場から、合併に向けてのノウハウ、これを模索しながら、やはり合併するべきかしないべきか、これは十分に審議する余地があるんではないか。また、この合併法定協に向かっても、かなりの各市町村でパンフが配布されておりますが、どれだけの市民が、本当に合併はどうしたらいいかについて、パンフレットを見られただろうか。私は、これについては疑問に思うわけです。 たまたま築城の問題におきましても、50分の1の署名が集まれば、議会が取り上げなければならん。これに対しても、私は法的に根拠があると言いながらも、では市民に十分説明したなかで、議会が可決した部分に対して、その時点でものを申さなかって、途中で取り上げた。これについても意識の改革がなかったんじゃないかと思います。 それで、今後の白紙に戻ったこれからの行橋7万2000、豊津・勝山・犀川約1万前後の人口、苅田が約3万6000、この1市4町なり合併に向けてやっていくのか、どうしていくのか。我々が街を歩いていると、必ず合併問題がどうなっているかということを聞かれるわけです。確かに空白な期間はありました。だが、今日、この調査特別委員会も委員さんが決定をいたしまして、8名の方が決定されたわけです。これについても、市長から提案されたものについても、十分審議をしながら、近隣市町村と話し合いをしていくべきではないか。そのように思いますので、是非、市長に、これからの素案と言いますか、どのように、この合併問題について取り組んでいくのか、明確なる答弁。昨日の議員さんからの質問に対しては、明確に出ておりませんでしたが、やはり立場として明確にすべきではないかと私は思いますので、八並市長に、是非その方向性、示して頂きたい、そういうふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。 それから大きく2点目の水問題。この行橋市の水問題は、昨年・1昨年と、本当に渇水対策、渇水という言葉が出ないときはなかったぐらいに行橋市の水事情は大変です。 行橋市の水道事業は、昭和26年に創設の認可を受けて、丁度今年で50年目が経過をしております。油木ダム、今川の清流を水源とする行橋市の水道は、市民生活や事業活動、都市機能を維持するための基盤施設として、重要な役割を担っていることは、市民の皆さんはじめ、近隣市町村の方々も十分承知のことだと思います。将来にわたり、安全で安心できる命の水を安定的に供給するために、この行橋市も京築地区水道企業団に参加するなかで、水源確保に取り組むとともに、第5次拡張事業として、配水池の建設や配水管の新規付設や老朽施設の更新、または高度浄水処理施設、そしておいしい水を給水するために、活性炭処理施設など、年次計画のなかで、総合的な整備を図っている今日でございます。 水道事業は、市民の皆様より支払って頂く水道料金によって経営されている事業で、地方公営企業です。水需要は、今後とも増加することが予想され、水源開発や施設の整備改良事業などの多くは、借入金、借金、最終的には、料金改正などの収入によって返済されていくことになると思います。 建設した施設などの減価償却費、水道水を供給するまでの諸経費、水道の財政状況は、年々厳しくなっております。行橋市の水問題について、お尋ねをいたしますが、ご存知のように、行橋市の水問題という、こういう立派なパンフレットが配布されております。これも7万市民のどういう方々が、どのくらいの方が本当に水問題に対して、これを把握して、これからの水事情がいかに大変であるかということを認識しているか。これについても、十分市民の方に分かって頂かなければならないわけですが、なかなか読んで頂けないのが実情ではないか。 こういうなかで、平成14年度、この水道総事業、内容について把握してみますと、例えば、14年度決算については、1トンを給水するための費用が210円09銭かかっている。ところが、販売価格については、1トンあたり181円89銭で、28円20銭の損となっています。こういう事情を、行橋市の市民が知っているか。問題はここにかかってくるわけです。ただ物が高ければいい、値上げするな。先程から議員の皆さんがそれぞれいろんな問題を出されておりますが、本当に市民が実情を分かって頂いて、値上げをするものについては、仕方がないではないですか。自分たちが生活するうえでの命の水ではないですか。28円20銭の赤字を出して、私も建設水道委員会に居りますが、いつも指摘されるのは赤字じゃないか、赤字じゃないか。こういう指摘を受けるなかで、行政としては十分市民に分かる説明をしながら、今後、値上げするなり、水の供給をどうするなりを考えて考案していかなきゃならん。また、同時に、この設備投資には、莫大な費用がかかっている。現在、行橋市の矢留水源地は、この貯水池、また行橋市の浄水場、私も現地のほうに視察に行きましたが、本当に老朽化が進んで、雨漏りが激しく、いつ機械が故障するか分からない状況にあるわけです。これで安心して市民の皆さんに水が供給できるかというと、決してできない。そのためには、やはり老朽化施設を早く整備をして、そのためには費用がかかる。そういう原点の基本から直していかないと、市民の皆さんは、今川に水があるじゃないか、ほら長峡川に水があるじゃないか、こういう観点からしかものを言わない。そういう方については、私は昔、今から15年20年前には、夏なんかは、今川の中にまた川を掘っていたわけです。ところが、お蔭で油木ダムができることによって、それがなくなりましたが、やはりこの今川の水は、第1が飲料水ではなく農業用水。これも最近農家が随分減ってきましたので、これを見直しするのも必要ではないかということも、時々私も建設水道委員会で出しております。第2が飲料水。だからこれから先の行橋市が、市民の皆さんに安心して水を供給できる水事情を見直すには、やはり現状を踏まえながら、伊良原ダムにしても、今から10年前後はかかるわけです。では、その10年間、渇水対策を、毎年うたっていくと、企業の進出もない、子どもたちが安心して働く地元での企業がなくなる、また進出できません。こういうことも踏まえながら、行橋が水事情を考えながら企業誘致して、それこそ稲童のほうには、工業団地も誘致しているわけですが、企業が出てこない。水問題が解決しない限りは、絶対出てきません。だから行橋市は公共的なものは何でも高い。隣の苅田から言わすれば、随分高いと言われますが、こういうのも十分事情を分かって頂いて、水事情、考えて頂きたい。私は、1つ提案するのは、平尾台にきれいな清流が流れておる、こういうものも利用しながら、水を一時確保することもまた大切ではないか。そういうことを踏まえながら、まず質問します。1点目は、生活用水の安全安定供給について、今後の計画、内容について、ご報告お願いします。それから2点目の老朽管、これにつきましても、この2つの施設は、完全に整備されるまでには、どれぐらいの金額がかかるのか、そういうものについても、十分市民の皆さんに分かって頂きながら、行政は説明する義務がある。老朽管の更新については、どういうふうにしていくのか、これも昭和36年、昭和28年に給水を開始しております。また3点目としまして、水道事業の経営安定については、今後行橋市として、どのように図っていくのか。第4点目、水源地建設について、例えばため池、こういうものについては、これから計画していくのか、明確なる答弁を頂きたい。市民が安心して水を受けられるような、そういう行政体制にできるように、答弁を頂きたい。大きく3点目の教育行政について、行橋市は、小・中学校合わせて小学校が11、中学校が6校と、17校あります。現在、国際教育、情報教育など、特色ある教育を行っています。現在、子どもの想像力、ゆとり教育が交流体験学習を重視した教育課程の見直しなど、戦後教育のあり方を基本的に見直した教育改革が進められております。それぞれ創意工夫を凝らした学校づくりがコミュニティーの拠点として、地域に開かれた学校づくりや多様なニーズ、対応できる学校施設の整備・管理を推進していくことが求められています。総合的な学習の時間の実施、宿泊体験、奉仕活動、基礎・基本の学力の定着は、学習の重要な基本となっており、これからの教育は、子どもたちの体験・経験学習が本当に必要になってくるわけです。想像力と生きる力、逞しさをもつ子どもの育成を目指して、この行橋市、特色ある学校づくりを推進していると思われますが、私もPTAからいろんなお世話をするなかで、本当に学校・家庭・地域の連携ができているのだろうか。最近、特に感じることは、バランスができていない、整っていない。あなたはあなた、私は私よと、こういう教育になって、こういう親子・家庭・地域、是非この基本方針に向けて教育長の見解をお話頂きたい。また、質問の第1点といたしましては、総合公園キャンプ学習施設については、もう6年か7年前に、行橋市PTA連合会と、子ども会と陳情しておりましたが、なかなか話が前に進んでいない。2年間の空白が、やはりそういう遅らせることになったのか。それで第1点目に、このキャンプ学習施設について、是非実施をして頂きたい。各課に行って聞いてみますと、平成16年度には、水路の変更をしているというところまで聞いたわけですが、その後の経過、進捗状況については、全然進展していないようにも聞いております。是非、明確なるご答弁をよろしくお願いします。それから、第2点目の市民プールについては、約33年から35年前後の建築された経過が出ております。ご存知のように、最近いろんな情報やマスコミのなかで、日に照らされるとアトピーになりますよ、何になりますよということで、親が子どもをプールにやらせない。そういう事情が随分情報化のなかで流れていくことによって、保護者が子どもを外出させない。折角立派なプールがあるにもかかわらず、年々プールの利用が減っておる。そういうなかで、他市に行ってみますと、野外では駄目だと。室内プールに切り替えて、是非建設を推進してはどうかと。これにつきましては、大・中・小、幼児まで利用できる、また親子で一緒にプールに入れる。こういう状況のものにしてやらないと、この市民プールとしての価値観というものは、なくなるんではないか。是非、築33年から35年経つ、この市民プールについて、今後どういう計画があるのか、是非説明をして頂きたい。また3点目は、これは教育問題で取り上げておりますが、行橋駅西口の交番について、これは何年も前から、交番問題については、市民から多くの陳情が出ております。現在の交番では、新しい駅からは、全然影も形も見えない状況にあるなか、子どもたちが東西駅付近でたむろし、本当に外部から来た人が、行橋市の駅の前の学生たちは、何であんな格好して座っているんだと。いろんな不平不満を受けるような状況のなかで、交番を是非駅付近に設置したいということで、住民にも十分説明されたなかで、西口の都市計画の用地に交番を造りましょうと、そういう答弁を頂いたまま、全然進展をしていない。聞くところによりますと、県は、この交番移転については、補助金は出している。そういうふうに聞いているわけですが、行橋市として、どのようになっているのか。どのように設置する計画があるのかについて、答弁を頂きたい。また、4点目の殺傷事件につきましては、各議員、いろんな形で質問してまいりました。これは、最近のインターネットやメール。6月17日の朝日新聞にも、子どもたちがインターネットを利用して、親に言われない会話を過ごした。これは、小学校5年生から中学2年生までの5000人に、4人に1人が、どのような話の内容、どのようなことを会話したのか、親にも話していない。ある行橋市内の小学校に行って聞いてみますと、500人児童が居れば、140人はインターネットやメールをした経験がある。そのなかの20~30人は、親にも話せないことを事実会話としてやっている。本当に人間が会話をしない時代になって、正しい教育ができるか。そのためには、教育だけではなしに体験と経験、これからはいかに必要になってくるか。最近、教育長もご存知だと思いますが、1つの家庭で親子の会話がなくなる。本当にこれで、家庭で教育ができると思いますか。その辺を踏まえて、殺傷事件と行橋市の現状をお話頂きたい。よろしくお願いします。それから大きく4点目の道路行政について。行橋市には国道4路線があって、南北には、国道10号、国道496号、椎田道路、3路線が北九州市と大分を結ぶ、東西方向に国道201号が整備されて、国道については10号行橋バイパス、これは4車線計画が現在、推進されております。2車線から4車線に整備されることによって、現在の2車線でも北九州方面や大分方面から行き交うバイパスを利用する車両が数多く、朝夕など特にラッシュ時を迎えるのが現状でございます。こういうなかで、この4車線化についても、どの部分からどの部分までが整備されて、いつごろ完成するのか、こういう交通条件の改善、また同時に、市長が当初東九州自動車道路については、整備されていきますという話をされておりました。この東九州自動車道は、行橋市の発展は勿論、近隣市町村、大いに活性化になる。また、まちの活性化につながる東九州自動車軸でございます。行橋にも吉国という地域にインターチェンジができるわけです。また、それに付随する201号バイパス、201号の拡張、201号バイパスの取り付け道路、いろんな形のなかで、それぞれ説明されておりますが、明確にはなってない。昨年12月、計画した自動車道につきましては、整備していきますと言ったまま、半年が経過しております。このことについて、是非、明確なる答弁をお願いしたいと思います。まず、1点目の東九州自動車道、210号バイパスについて。2点目の都市計画道路網の整備について。3点目、東九州自動車道、吉国インター付近のアクセス道路については、どのようになるか、ご答弁を頂きたいと思います。大きく5点目の観光について。行橋市は、観光地として海・山、近隣には蓑島、長井の潮干狩り、海水浴場の場として、市民や周辺地域に親しまれ、今川河畔には、桜・菜の花・コスモスの栽培とサイクリングロードが整備をされております。これから行橋が財政困難のなかから収入を得て、市民の皆様に1円でも5円でも安くなるような、水道料金や税金対策をするには、やはり観光化をめざし、行橋にお客が泊まる、集客できる、こういう施設を造らないと、行橋は現在のところ、お金を出すばっかしで、入ってくることはない。だから、市民の皆さんは、行橋は何でも買ったら苅田よか高い。たまたま隣に苅田が国・県の補助金を受けてないということで、隣にあるばっかしに、苅田と同等な立場で対処する。だがしかし、苅田町には日産、ご存知のように、関連企業があれだけあるんですから、かなりの税金が納まってくるわけです。行橋はそれがない。ところが、行橋は市内のなかに、観光スポットとして魅力を高める、馬が岳や御所ヶ谷、いろんな自然公園や史跡、これからさらに東インターやいろんなものが入ってくるわけです。ところが、最近皆さんご存知だと思いますが、どこの地域に行っても、観光名所は、何箇所かあるわけでございます。そんななかで、私は是非せめて道の駅を造りながら、長井や白石の浜、海水浴、または貝掘り、やればいろんな計画はできると思います。そのためには、確かにお金はかかります。だが投資しないで、金儲けはできません。行政の経営者として、是非私は道の駅を建設して頂き、行橋には、新田原に桃からイチジクから、市内にはイチゴから、多くの海産物や山菜、いろんな果物があるわけです。最近の市町村では、インターネットを使って、全国的に北海道から九州、ある意味では、世界的にもインターネットで、その特産物を販売している。こういうものについても、もう少し行政ではありながら、やはり収入を得る方法、これを考えていかなければならん。幸いに10号バイパスが4車線化することによって、まだかなり多くの車両が通行する。そのためには、行橋市にお客を集客をする、そういう1つのステップとして、私は道の駅を是非造って頂きたい。八並市長に是非この答弁を頂いて、壇上からの私の質問を終わらせて頂きます。執行部におかれましては、明確なるご答弁で、よろしくお願いします。壇上からの質問を終わらせて頂きます。 ○議長(城戸好光君) 執行部に答弁を求めます。八並市長。 ◎市長(八並康一君) 瓦川議員のご質問に、お答え申し上げます。まず、第1の合併問題でございます。市町村の合併の法律に基づいて、現状どうなのか、或いは、その合併の方向性について、どうなのかというご質問でございます。 具体的な方向性も打ち出せというお話も頂きましたけれども、これらにつきましては、今後いろいろ協議を進めてきていると、昨日もお答えもしているところでございます。 合併問題につきましては、この地域の更なる発展のため、将来のためには、是非進めるべきと考えています。避けて通れない大課題だと認識をいたしております。 今後、合併問題の協議を進めるにありましては、先の第159回の通常国会で成立いたしました現行合併特例法の条件付1年間延長の経過措置、平成17年4月から施行される合併新法の適用問題、合併の枠組みなど、様々な選択肢がございます。このような選択肢を踏まえまして、合併問題については、本日設置を頂きました、合併問題特別委員会、或いは議員の皆様と、まず具体的な協議を進めていきたいと考えております。 特に、昨日もお答え申し上げましたが、1市3町で首長、それから議長による意見交換会もスタートいたしております。それぞれの町からも、いろんな申し入れも頂いております。また、過去の経過も踏まえて、それらの反省を十分しながら、今後、皆様方にご提案するときには、今回の廃止に至らないように、きちんとした形で提案をさせて頂きたいと思っています。それらを含めて、今後、この議会の皆さんと十分協議を進めていきたいと思います。また、市民の皆さん方からも、いろんな方法で意見も頂きながら、それらも踏まえて、合併問題については、精力的に取り組んでいきたいと思っております。 次に、行橋市の水問題について、ご指摘がございました。まず、生活用水の安全・安定的な供給についてでございます。本市の水道事業につきましては、ご質問のなかにもございましたけども、今川を水源として、昭和28年5月に給水を開始いたしました。以来、約50年の歴史をもっております。現在では、給水人口は5万人を超える事業に発展をしてきております。この間、度重なる渇水や大型団地等が急激に増加いたしまして、こうした水事情に対応すべく、昭和32年から62年までの間に、第4次にわたる拡張事業を実施いたしまして、安定的或いは安全な水の供給に努めてきたところでございます。 また、平成2年8月には、京築地区の中核都市を目指す行橋市の将来の水需要増加に備えまして、京築地区水道企業団に参画をいたしまして、平成8年度から、第5次拡張事業をスタートさせて、平成9年10月には、同企業団から計画の2分の1にあたる日量1900トンの受水を開始いたしたところでございます。今後も関係機関等に要望し、或いはいろんな取り組みをしてまいりながら、安全で安定的な供給ができるよう、そういう体制整備を早期に目指して、努力をしていきたいと考えております。 次に、老朽管等の更新についてでございます。議員ご指摘の老朽管等の更新事業につきましては、平成2年度から平成12年度までの補助事業として、本市におきましても事業推進をしてきたところでございます。12年度までの補助事業期間におきましては、全体の約32%の更新を完了いたしております。現在におきましても、各種事業を推進いたしておりますが、主に区画整理事業、下水道整備事業等に併行して、老朽管の更新をしているところでございます。今後の計画でございますが、財政事情もございます。その財政事情を考慮しながら、事業推進を行い、安定供給に努めてまいりたいと思っております。 もう1つ、水道事業の経営安定についてのご質問がございました。現在の水道事業財政につきましては、昭和61年第4次拡張事業後、料金改定や高料金対策等の補助金などにより、収支のバランスをとってきたところでございます。しかし、高料金対策の終了、それから企業団からの受水開始、第4次拡張事業時の起債償還金などによりまして、急速に経営の悪化が始まったため、平成10年以降は職員数の削減や嘱託職員の活用などによる人件費の削減、集金人制廃止などによる事務経費の削減、大規模な施設改修を修繕などにより工事費の削減を行うなど、安易に料金による収入増を図らずに、経営にかかる経費削減の努力を行ってきたところでございます。 議員ご指摘のとおり、浄水場など、大規模施設の老朽化も進んでおる現状でございまして、今後の経営努力だけでは、累積赤字の解消及び設備投資に必要な経費を確保することは、非常に困難と思われます。 上水道は、ごみやし尿の収集及び消防や救急体制などと同様に、住民の基礎的な生活基盤でございまして、安全な水を安定的に供給するためには、老朽施設の更新とか、水事情計画に基づいた拡張事業も行っていく必要がございます。これらの経費は、独立採算制を原則としている水道事業では、料金収入に頼らざるを得ませんが、このような状況下での経営基盤の強化にあたりましては、一般行政部門と協議をしながら、経営の健全化に努めてまいりたいと考えております。 次に、水源地の確保についても、ご質問がございました。渇水対策として、限りある水資源の有効活用を図るために、他用途水源から融通等も視野に入れた水源の確保、また市民への節水へのPR活動に一層力を注ぎまして、水道水の安全・安定供給に鋭意努力してまいりたいと考えております。 これから、新たな水源と言いますか、貯水施設等ができるかどうかということにつきましても、今後調査をしていきたいと考えております。もう少し、これからの将来を見据えて、水事情がどういうふうになっていくのか、そして安定的な水の供給のためには、どういうものをつくっていったらいいのか。あまり大きな施設を造っても、大変な費用がかかりますから、いろんな農業用水等にもご相談申し上げておりますけども、その緊急時にきちんと水を供給できるような、そういうことについての話し合いとか、或いは他の水源が利用できないかという、様々な検討を重ねていきたいと思っております。 次に、教育行政についての質問がございました。そのなかでも、総合公園のキャンプ学習施設について、議員ご指摘のとおり、6年以上前からいろんな申し入れを頂いて、整備を図ってまいりました。総合公園につきましては、年間、あまり多額な予算が配分できませんので、年間5000万円程度で、いろんなことを行ってきておりますが、このなかで、財政事情等を踏まえまして、年次計画で整備を進めてきたところでございます。キャンプ場の敷地につきましては、平成14年から15年度で擁壁と敷地造成等の周辺整備は終了いたしております。今年度にキャンプ場の一環であります観察池、鳥とか魚がいろいろ入りますけれども、この観察池の中島の整備を行う予定にいたしております。キャンプ学習施設等につきましては、平成17年度以降に、年次計画に基づきまして、財政状況も勘案しながら、整備を鋭意進めていきたいと考えております。私も当時いろいろと子ども会の活動をして、何とか、こういう施設を造っていきたいと、強い思いをもっておりますので、その意味も含めて、努力をしていきたいと思います。市民プールにつきましては、教育長から答弁をいたします。次に、駅の西口の交番の設置についてでございます。これらにつきましては、様々な市民からも要望もあがっております。また駅周辺の治安維持の問題についてもご指摘のとおり、いろいろと強い指摘があっているところであります。この駅前交番の移転につきましては、行橋駅周辺の非行防止とか、或いは治安の環境浄化等を図るため、また、駅に来て頂くいろんな方々が問い合わせ等をして頂く、そういう思いも込めて、駅周辺に交番が移転するということは、大いに期待をされるところでございまして、防犯上の抑止効果は勿論大きいと思います。 現在、移転につきましては、行橋署及び県警本部と協議をしておりますが、移転先候補地といたしましては、駅西口が最適であるという共通の理解をしているところであります。県警本部の移転等全体計画のなかで、移転時期とか移転理由等につきましては、まだ決定をされておりませんが、早急に移転ができるよう、県警本部と協議を重ねてまいりたいと考えております。行橋署のほうについては、常にこのことについては、申し入れをいたしております。 佐世保の事件につきましては、教育長のほうから答弁をいたします。 次に、道路行政について、いくつかご質問がございました。東九州自動車道、201号バイパス等々について、お答え申し上げます。 東九州自動車道につきましては、議員もご承知のとおり、平成10年に行橋~豊津間の施行命令が出されまして、地元としても、その用地交渉等々を受け入れる体制整備をしたところでございますが、極めて残念ながら、道路公団民営化問題で、大幅な遅れをみせておりまして、今日、その施行命令が出されました区間につきましては、現在、事業に着手をしてきております。行橋市といたしましても、早期完成に向けて、議員の皆様もご参加頂きました昨年11月15日、市民会館におきまして、1000人を超える参加者のもとに、東九州自動車道、福岡県北東部建設促進決起大会を開催いたしまして、地元として関係機関に建設促進に向けての強いアピールを行ってきたところでございます。これにつきましては、九州地方整備局、或いは道路公団、或いは本省の国土交通省からもお見え頂きまして、この地域の熱い要望を理解を頂いたところでございます。この後、この促進期成会で京築11市町村長全てがまいりまして、地元の国会議員、及び国土交通省に対して、要望活動を行ってきたところでございます。早期完成に向けて、しっかり国道交通省も頑張りたいという、力強いお約束を頂いてきたところでございます。 現在の東九州自動車道、福岡県内の進捗状況についてでございますが、北九州市から苅田のインターチェンジ間は、平成17年度末の新北九州空港の開港に向けて、急ピッチで工事を行っているのは、ご存知のとおりでございます。苅田インターチェンジから行橋インターチェンジ間の苅田町域につきましては、用地買収が39%進んできております。困難でございましたところについては、苅田町長もお入り頂きたいということで、町長自身も入って頂いて、用地交渉についてのご協力を頂いております。 行橋市域では、インターチェンジ付近につきまして、平成16年度から用地買収についての協議を開始する予定でございます。他地区につきましては、設計協議中でございます。 行橋インターチェンジから豊津インターチェンジ間でございますが、平成16年度から設計協議に入っていく予定だと聞いております。また、苅田インターチェンジから豊津インターチェンジ間は、平成24年度、ちょっと先のことでございますが、平成24年度には完全に開通させるというふうな予定になっております。道路公団が、この間少しいろんな動きが遅れております。道路公団の民営化の法律が決まりまして、きちんとした形で道路公団が動くという、そういう体制がもうすぐ決まると思いますが、それから急ピッチな動きをしてくると聞いております。それらの動きをもっと加速するように、お話をしていきたいと思います。 201号のバイパスにつきましては、平成8年度に都市計画決定を行いまして、事業を早急に進めるように、国土交通省に強く要望いたしてきております。 次に、最初にちょっと質問ございました、今の10号線の4車線化でございます。今苅田町から約700m区間で、工事を始めておりまして、もし補正がついたら、橋脚部分の工事に入りたいという話も聞いております。なかなか難しい状況でございますが、もし補正がついたら、橋脚工事に入りたいということでございます。その後も4車線化を急ピッチにして頂くように、これは国会議員も通じまして、話もいたしておりますし、国土交通省にも強く要望いたしております。 次に、都市計画道路網の整備についてでございます。この道路整備につきましては、市事業によりまして、駅東通り線及び東大橋西宮市線の整備を行ってきておりますが、駅東通り線は、今年度完成予定でございます。東大橋西宮市線は、平成18年度完成を目指して、現在鋭意努力しておるところでございます。 また、県事業によりまして、行橋添田線、これらの都市計画道路の行事西泉線でございますが、この整備、それから行橋停車場線、川越交差点の改良及び旧10号線の歩道拡幅を行っております。また、行橋添田線のみやこ大橋は、8月に開通式を計画しております。 このなかで、川越交差点の改良は、用地買収も終わりまして、本年度事業で完成をする予定になっております。また、旧10号線の歩道拡幅は、いろいろと話題提供をされておりますが、人にやさしい歩行空間整備事業ということで、平成17年度完成を目指して、豊国橋から国道201号交差点までの整備をいたしております。 また、国道496号の草野交差点から、国道201号バイパスまでの整備につきましては、国道201号バイパスの供用開始に併せまして整備するように、これは京都行橋総合開発協議会を通じまして、国土交通省及び県に強く要望いたしています。 他の路線につきましては、街路整備プログラムに基づきまして、これもやはり厳しい財政状況でございますので、財政状況等を勘案しながら、整備を進めてまいりたいと思っています。 東九州自動車道吉国インター付近のアクセス道路についてでございますが、国土交通省が行う国道201号のインター右折のための道路拡幅工事の用地買収を、本年度から行う予定でございます。また、インターと201号バイパスをつなぐ仮称インターは、東九州自動車道の関連もございまして、地元と設計協議を早急に終わらせて、早期完成を目指して、協議を進めていきたいと思っています。また、強い申し入れもしていきたいと思っています。 最後に、道の駅についてのご質問がございました。この件につきましては、議員もご指摘ありましたとおり、本市の近隣市町村におきまして、道の駅とかふれあい市場、沢山ございます。いろんな努力をなされております。市内でもJAのふれあい市場は盛況であることは、ご承知のとおりでございます。また、それら全て活発に動いておりますけれども、採算性が厳しいところもございます。しかし、大方は皆さんの努力で、懸命に頑張っておられます。 この行橋市が議員もご指摘ありましたように、海、それから山に季節の特産物もございます。また、観光地域もございます。この特産物あたりを、どういうふうにしてブランド化できるのか、また地産地消を推進することについて、いろんなところで協議を進めております。これらの課題を推進するための努力を続けていきたいと思っています。 議員が厳しくおっしゃいましたけども、行政がこのことについて、先頭になってリードというのは、なかなか難しい面がございます。しかし、行政もこのなかに入って努力をすべきと思っております。JAとか、或いは漁港とか商工会、いろんなところに私も声かけをしております。皆さん方できちんといろんな協議をして、そしてお互いに良い方向で、こういうものができないかという話もいたしてます。ただ、条件を言っておりまして、先程言いました10号線の4車線化等々も睨みながら、この道の駅のような、人々が沢山集まって頂くものについては、造っていくべきじゃないか。今の中途半端な所ではなかなか難しいという話もいたしております。しかし、国土交通省の九州地方整備局からは、豊前の駅、或いは新吉、大平村の状況も見ながら、行橋も是非考えたらどうかというご提言も頂いておりまして、道路部長等からそういうお話も頂いておりますので、それらも踏まえて、今後協議を進めていきたいと思っております。 特に、新北九州空港も開港してまいります。先程言いました高速道路もできてまいります。それらの道路網の整備など十分に考慮いたしまして、地域の重要な活性化の1つの試案として、これから検討を重ねていきたいと思っています。以上でございます。 ○議長(城戸好光君)  教育長。 ◎教育長(徳永文晤君)  瓦川議員の質問のうち、教育関係についてお答えをいたします。まず、1点目の家庭・地域との連携は十分できているかということでございます。これにつきましては、地域の関係機関、或いは団体の協力を得まして、昨年4月、家庭内暴力や児童虐待、シンナー吸飲等、深刻な問題に対するプロジェクトAというプロジェクトを組みまして、現在、対応しているところでございます。今後とも学校としては、開かれた学校を目指し、魅力ある学校づくり、そして学校を開くとともに、学校が地域に出かける、地域と触れ合う場を、もっと増やしていく必要があるかと感じております。 また、保護者の方と地域は、もっと地域に目を向けてもらうような方向を、何とか探りたい。現在努力をしているところでございます。親が多忙さの所以もあってか、自らを閉ざしているんではないか、そのことが子ども同士のつながりを断ち切っているというきらいがあります。これにつきましては、今後とも地域の関係団体、諸機関とで常に連携をし合うようにしながら、学校での取り組みの強化を図ってまいりたいと考えております。 次に、今回の佐世保事件を受けまして、学校教育は、今まで以上に地域・保護者・家庭との連携が必要になってきたと実感をしているところでございます。 議員ご承知のように、子ども会も成立しない、少子化とは言え、そういう実態がございます。親の意識の高揚が、ここでも必要かということも考えております。 また、原因がネット上のトラブルと言われまして、コンピュータやインターネットの世界での出来事が事件を生んだとの、今回の報道を見るにつけ、予想し得ない現実社会の問題ではありますが、教育現場が厳しく問われている問題ととらえています。 ゲーム、インターネットの世界に埋没しないで、顔を見ながら、直接触れ合いながら、友達とのより良い人間関係が醸成できる世界を構築する必要を感じているところでございます。今後は、子ども会、或いはアンビシャス広場等の場を、もっと活用する方向も考えたいと思っております。 不審者や問題行動の防止については、地域との共有の問題ととらえて、対応してまいりたいと思います。 もう一度人間を育てる基本に戻って、家庭も地域も学校も、皆で考えていかなければならない、大きな問題を提起した今回の事件であったと考えて、十分これに対応すべく、今後努めてまいりたいと思います。 もう1点、市民プールにつきましては、議員ご承知のとおり、現在の市民プールは、建設後33年が経過いたして、老朽化が進んでおり、修理しながら対応しているところでございます。議員ご指摘の建替えにつきましては、本市における生涯スポーツの推進と、市民スポーツの取り組みの環境づくりのうえで大事なことであり、将来的には屋内プールの建設等が望ましいかと考えています。しかしながら、市の財政状況等に鑑み、現在のところ、建替え等の具体的な検討は行っていないのが実態でございます。どうぞご理解をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(城戸好光君)  瓦川議員。 ◆15番(瓦川正純君)  では、時間もあんまりありません。前段が長かったもんですから。では単刀直入に申し上げます。 合併問題につきましては、これからの問題、いろんな合併を踏まえて、大変なことは十分、市長も勿論ですが、議員も周知をしていると思います。これから取り組む問題として、やはり行橋のまちづくり、近隣市町村のより良かった方向性を踏まえながら、やっぱり調査、お互いに意見を出しあって、どのようにしていくか、ノウハウを、それぞれ我々会派も1名出席をして審議をして頂きますので、十分なる説明ができると思いますので、側面から、また合併問題についてご協力、またいろんな面について、ご指導願いたいと思います。1つは、市長、苅田をひとつ話しをして下さい。隣の苅田は3万6000人居るので、是非話をしてみて下さい。どうしてもどうしようもならんちゅうたら、ならん話をして下さい。それのほうが話しがしやすいと思って、どうぞ合併に向けてはよろしくお願いしたいと思います。 それから水問題。今のところは市長いわく、いろんな老朽化の問題もいろいろありますが、現状としては、どうにかなっている。ただどうにかなっているというけど、機械が1つ故障しても、もう断水ですよね。これがもう市民に、はっきり明確にしていくことが大切だと思いますので、是非その辺を、こういうチラシだけでは見らん方が多いんで、是非間違いないように。 それから市長だけを責めるわけじゃありません。他の所管の方も、聞き行ったときは、いやどうなっちょるか知らんということじゃ困るんで、できるだけ情報を早くキャッチして、我々もお互いに勉強しにきとるんですから、是非よろしくお願いしたいと思います。だから水問題は不安でありながら、少し安心しておりますので、できるだけいろんな、  私が投げかけた諸問題について、前向きに取り組むようによろしくお願いします。 それから、教育行政ですが交番問題、これについては、もう現在、市長行ってみたら分かるように、駅東西、もう最近たむろして、駅の周辺でタバコを吸えないもんだから、一杯あちらこちら座ったり、女の子、学生が股を開いて座っているのを皆さん、見とると思うんですよ。やっぱりよそから来たときに、やっぱり行橋市は、これは派出所も言われるかも分かりませんよ。教育関係者も言われるかわかりません。だけど、その辺はもう少し考えながら、早く設置して、安心して学生が通学やら通勤、またできるように、早急にひとつ警察と市と諮りながら、もう場所は決まっているそうでございますので、よろしくお願いします。 それから道路行政についても、逐次それぞれ協議会なり話は進んでおります。201号バイパスは、全体的に前向きに話は見ておりません。ただ一部的には見えても、市民の皆さんには分かっていないのが現状です。だから都市計画道路やいろんな4車線化、いろんなものについても、もう少し分かりやすい、そういう立場のなかで、ご説明を頂きたい。 それから、道の駅につきましても、やはり近隣市町村なんか、いくらかでも財源を確保しよう、行橋の特産物を販売して、やっぱり近隣市町村は勿論ですが、観光資源を活かしながら、やはり利用して、行橋にいくらかでもお客さんが寄って頂けるという方向性が、これから大切なことになってくると思います。だから、是非、計画をしながら、毎年、行橋市には四季折々の果物が一杯ありますので、それと僕も随分前から言ってますけど、貝掘り1つの看板も立ってないのが現実ですよね。貝掘りなんかね、この前も言いましたけども、1人500円取ったら、やっぱり家族4人行けば2000円なんですよ。魚市場で買ったほうが早いんですよ。これは体験・経験の学習からすれば、もう少し何かを考えて、漁業組合とも話し合いをしながら、活性化を図っていくと、そういうのも大切だと思いますので、是非、私がこれ言ったことについては、私は決して忘れませんので、しつこいから、スッポンと一緒で、皆さんにまたお聞きすると思いますので、是非この投げかけた質問については、今後ひとつ前向きに、よろしくお願い申し上げまして、もう後要りません。終わらせて頂きます。ありがとうございました。 △日程第3 議案に対する質疑、議案の委員会付託 △日程第4 請願の上程、請願の委員会付託 ○議長(城戸好光君)  以上で一般事務に関する質問を終わります。 日程第3 議案に対する質疑、議案の委員会付託を行います。今定例会に上程された市長提出に係る報告5件、議案3件の計8件を一括上程し、議題といたします。 なお、今回質疑の通告はありませんでしたので、議案に対する質疑を省略し、これより委員会付託を行います。 只今議題となっております報告第7号並びに議案第32号から議案第34号まで、計4件の委員会付託につきましては、お手元に配付いたしております別紙付託事案一覧表のとおり、所管委員会に付託したいと思います。これにご了承願います。 日程第4 請願の上程並びに委員会付託を行います。今定例会に請願2件が提出されております。只今議題となっております16請願第2号、並びに16請願第3号の委員会付託につきましては、別紙付託事案一覧表のとおり、所管委員会に審査付託いたしたいと思います。これにご了承願います。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日の会議は、これをもって散会いたします。                 散会 14時07分...